DVD 輸入盤

【中古:盤質A】 カルロス・クライバー / THE LEGEND (5DVD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
5枚組み
コメント
:
DISC3,4未開封/BOX傷み・すれ/NTSC ALL(対応機器で視聴可)
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
0743080
レーベル
Europe
カラー
フォーマット
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

カルロス・クライバー
THE LEGEND(5DVD)
UNITELコンサート映像集


映像コンテンツ制作会社UNITELによって収録されたカルロス・クライバーのコンサート映像をまとめたお買得な5枚組DVDボックス。
 クライバーの凄さが最も端的に示されているのが指揮姿であるとはよく言われるところですが、これらの映像作品を見るとそのことがよく理解できます。細部まで表現を究めつくされた厳しいリハーサルの成果を、本番で一気に開放するようなエネルギーの奔流とそのコントロール。音楽家の中に俳優と舞踏家が共存したようなその指揮ぶりは何度見ても魅力的です。

【収録情報】


Disc1
コンセルトヘボウ管/ベートーヴェン第4番&第7番

クライバーの得意レパートリーを名門オケへの客演でとりあげたライヴ映像。ハイティンク時代後期のコンセルトヘボウ管のコンディションは素晴らしく、クライバーも常とは異なる楽器配置ながら基本的な解釈はそのままに、このオーケストラとホールならではの豊麗なサウンドで見事な高揚を築いてゆきます。

● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
● ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 収録:1983年10月 アムステルダム、コンセルトヘボウ
 映像監督:ハンフリー・バートン

 STEREO: PCM / SURROUND: DTS 5.1
 Picture Format: 4:3
Disc2
ウィーン・フィル/ブラームス第2番、モーツァルト第36番

ニューイヤー・コンサートの3ヶ月前におこなわれた慈善演奏会のライヴ映像。ブラームスは2番と4番、モーツァルトは33番と36番しか指揮しなかったクライバーは、このブラ2とリンツという組み合わせがお気に入りでした。ここでもウィーン・フィルから硬軟自在な表情を引き出し、細部まで克明に意味深く描きあげた見事な演奏を聴かせています。

● モーツァルト:交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』
● ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 収録:1991年10月6-7日、ウィーン、ムジークフェライン
 映像監督:ホラント・H・ホールフェルト

 STEREO: PCM / SURROUND: DTS 5.1
 Picture Format: 4:3
Disc3
ウィーン・フィル/ニューイヤー・コンサート1992

クライバーが笛を吹く映像でも話題になったニューイヤーコンサートの大傑作。1989年に続く2度目の公演ながら、リハーサルにはやはり10時間を費やす徹底ぶりで、伝統のみに安住しないニューイヤー・コンサートを目指す姿勢はクライバーならではの凄いものと話題になりました。コンサートマスターはこの公演の半年後に登山事故で亡くなったゲルハルト・ヘッツェルが務めています。

● 歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
● ポルカ・マズルカ『都会と田舎』
● ワルツ『オーストリアの村つばめ』
● ポルカ『観光列車』
● 喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
● ワルツ『千一夜物語』
● 新ピツィカート・ポルカ
● ペルシア行進曲
● トリッチ・トラッチ・ポルカ
● ワルツ『天体の音楽』
● ポルカ『雷鳴と電光』
● ポルカ『騎手」
● ワルツ「美しく青きドナウ』
● ラデツキー行進曲
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 収録:1992年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール
 映像監督:ブライアン・ラージ

 STEREO: PCM / SURROUND: DTS 5.1
 Picture Format: 4:3
Disc4
ウィーン・フィル/ニューイヤー・コンサート1989

一部の作品では解釈でモメてキャンセル寸前までいったとも噂されたニューイヤー・コンサートですが、最終的には良いムードに落ち着いたのか本番の演奏は非常に高度な共同作業の成果といえる仕上がりになっています。

● 加速度円舞曲 Op.234
● 田舎のポルカ Op.276
● ワルツ『わが家で』 Op.361
● ポルカ『とんぼ』 Op.204
● 喜歌劇『こうもり』 序曲
● J.シュトラウス:ワルツ『芸術家の生涯』 Op.316
● ポルカ『小さい風車』 Op.57
● ポルカ『ハンガリー万歳』 Op.332
● ポルカ『クラップフェンの森で』 Op.336
● ワルツ『春の声』 Op.410
● ピチカート・ポルカ
● 『騎士パスマン』のチャールダーシュ Op.441
● ポルカ『おしゃべりなかわいい口』 Op.245
● ポルカ『騎士』 Op.278
● ワルツ『美しく青きドナウ』 Op.314
● ラデツキー行進曲 Op.228
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 収録:1989年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール
 映像監督:ブライアン・ラージ

 STEREO: PCM / SURROUND: Dolby Digital 5.1 & DTS 5.1
 Picture Format: 4:3
Disc5
バイエルン国立管/ブラームス第4番、モーツァルト第33番、コリオラン

以前、NHK-BSで放映されて大きな話題となったライヴ映像。演奏はどれもクライバーと手兵オケならではの呼吸の素晴らしさを伝える見事なもので、快速なテンポと強力なエネルギー感、そして切れ味鋭く引き締まった音楽の中に込められた繊細なニュアンスが、無類の興奮と感動を約束してくれる素晴らしい演奏です。(HMV)

● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
● モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K.319
● ベートーヴェン:『コリオラン』序曲 Op.62
 バイエルン国立管弦楽団
 指揮:カルロス・クライバー

 収録:1996年10月21日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
 映像監督:ホラント・H・ホールフェルト

 STEREO: PCM / SURROUND: Dolby Digital 5.1 & DTS 5.1
 Picture Format: 4:3

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sinfonie Nr. 7 A-dur Op. 92
  • 02. Beethoven, Ludwig Van - 1. Poco Sostenuto - Vivace
  • 03. Beethoven, Ludwig Van - 2. Allegretto
  • 04. Beethoven, Ludwig Van - 3. Presto - Assai Meno Pre
  • 05. Beethoven, Ludwig Van - 4. Allegro Con Brio
  • 06. Sinfonie Nr. 4 B-dur Op. 60
  • 07. Beethoven, Ludwig Van - 1. Adagio - Allegro Vivac
  • 08. Beethoven, Ludwig Van - 2. Adagio
  • 09. Beethoven, Ludwig Van - 3. Allegro Vivace
  • 10. Beethoven, Ludwig Van - 4. Allegro Ma Non Troppo

ディスク   2

  • 01. Sinfonie Nr. 36 C-dur Kv 425 Linzer
  • 02. Mozart, Wolfgang Amadeus - 1. Adagio. Allegro Spir
  • 03. Mozart, Wolfgang Amadeus - 2. Andante
  • 04. Mozart, Wolfgang Amadeus - 3. Menuetto
  • 05. Mozart, Wolfgang Amadeus - 4. Finale. Presto
  • 06. Sinfonie Nr. 2 D-dur Op. 73
  • 07. Brahms, Johannes - 1. Allegro Non Troppo
  • 08. Brahms, Johannes - 2. Adagio Ma Non Troppo - L 'is
  • 09. Brahms, Johannes - 3. Allegretto Grazioso Quasi An
  • 10. Brahms, Johannes - 4. Allegro Con Spirito

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
見ておもしろい指揮者ですからDVDをチェッ...

投稿日:2013/02/18 (月)

見ておもしろい指揮者ですからDVDをチェックする値打ちがあります。本商品は現在入手可能な5コンサート映像を一括ボックスセットにしたものです。結論から述べますと分売される状態が続くのなら、特別なファンでない限りセットで購入することは不要と思います。どなたでも楽しめるものとして89年ニューイヤーコンサート、交響曲好きなら83年コンセルトヘボウand/or91年VPOを加えるで可でしょう。これらが、彼の舞が比較的音楽にあっている映像と思うからです。かしいことをいう奴だ、本人が指揮しているのだから合う合わないもなかろうとおっしゃるかもしれないが、そうでもないように感じるんですね。収録時若い順で分説します。83年コンセルトヘボウ★★★★です。C.クライバーの強奏時の身振りが満喫できます。ベートーヴェンの第4番、第1楽章から僕ちゃん、カイカーンです。そうそうあなたのその音楽の申し子みたいな天真爛漫な笑顔、それがワシらのようなひねこびた爺いさえ幸せな気分にしてくれるのだ。第3番と第5番にはさまれてCDではかけようとも思わないこの曲が名曲に聴こえます。少なくともブラームスより後味がよくすぐ耳につく節もないだけ飽きもこなさそう。第7番に至るともっと激しく髪ふりみだして指揮は格闘技だです。駄々っ子のかんしゃくの炸裂のような腕のふりおろし、馬上の騎手かボクシング選手か、三塁コーチの本塁突入指示、斎藤一の牙突、消音にしてみたまえ、狂乱のリア王です。ただそういう発想がおきるところが、第4番よりややカラ回り気味なんでしょう。まあ、この曲はいろいろ巨匠たちの名演になじんできたためもあると思うが感動はしません。89年ニューイヤーコンサート★★★★★です。有名曲が揃っていて妙な楽器を使う曲も多く楽しめます。指揮者は第1曲から両腕を大きく使ってスロットル全開です。第2曲フィルハーモニカー全員で歌って演奏しますが、歌ヘタやなー(せやから楽器やるんやでしょうけど。苦笑いしているメンバーもいます)。第5曲上方をむいてお祈り、手がきつねのピツィカート、第9曲ポルカはスパッと終結、第10曲両腕広げて音楽浴などカルロス汗だくの熱演です。コンマスのキュッヒル氏の顔がかなりでます(眼鏡のタコ坊主がウリになるかは疑問だが)。91年VPO★★★★です。こちらはこの指揮者の情感をこめてというときの身振りやたおやかな舞いが素敵という方にお薦めです。リンツもなかなかだが、ブラームスの第2番はさらによいとみえます。幸せな気分なのはよいが、湖面がモヤでぼやけている夏の湖畔の散歩道のようではっきりしない印象のこの作品が、彼の動きのおかげで退屈せず終わりまで聴けます。第2楽章虚空から音をたぐりよせるような仕草など愛おしい。92年ニューイヤーコンサート★★★です。第6曲指揮者がラッパを吹くサプライズがありますが、うけません。選曲が渋めです。美しく青きドナウとラデツキーマーチで終わるのはお約束でしょうが、89年と聴き比べるような曲でもありません。一般には89年があれば十分でしょう。最後指揮者の去った指揮台をしばらく写しています。公演記録をあたったことはないのだが、ムジークフェラインザールに彼は2度と戻ってくることはなかったと語っているようでつらいものがあります。96年ミュンヘン★★★です。前はげなのは同じだが萎んでいるのは壮年期の父上と違うのに父親にそっくりにみえます。これは男が年取った徴です。ブラームスの第4番はそういう年令の一流指揮者にふさわしい曲だと思います。ところが、どこにも巨匠らしい深さは聴こえてこないし、第1楽章終わりの盛り上げや第4楽章の壮大さの構築にも失敗しています。わずかに第3楽章に力の片鱗が見えますが、彼の適性を示していると思われます。彼の身体全体を使った指揮法は体力が衰えては十全に行えず、楽員にも意思がはっきり伝わらないということなのでしょう。別に聴衆に見せたいと思って指揮しているわけではないが、キレが悪くては見てもさっぱりおもしろくありません。笑顔もありません。ここにあるのはかつて偉大だったカルロスの影なのです。彼に老成という語はにあわない。若い頃のノリノリの指揮が見れるオテロやボエームなどの状態のいいDVDの発売を切望する次第です。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

2
★
★
★
☆
☆
特にVPOとの見事なやり取りにしばしば絶句...

投稿日:2007/01/24 (水)

特にVPOとの見事なやり取りにしばしば絶句。桁外れの才には舌を巻くほかない。が、ベートーヴェンでは奥行きや包容力、深い祈りに欠け小生は違和感を感じる。ニューイヤーは楽しいが、時に過激さが鼻につきボスコフスキーには及ばない。バイエルンでの映像は老いの深化や凄みで魅せるが、円熟という点では必ずしも成功しなかった様子。やはりこの指揮者の本領はオペラ。その色彩感、生命感。文句のつけようがありません。

小生 さん | 日本 | 不明

3
★
★
★
★
★
ブラ4とベト7を目当てで買いました。ベト7...

投稿日:2006/12/03 (日)

ブラ4とベト7を目当てで買いました。ベト7はCD版のバイエルンとの組み合わせが好きでしたが、コンセルトヘボーを指揮するクライバーはすばらしい。DVDは視覚に訴えますので説得力があります。率直に感動しました。ブラ4はウイーンフィルとの組み合わせのCDが好きですが、このバイエルンとの組み合わせのDVDも楽しく鑑賞できました。

ぱっぱらー さん | 大阪 | 不明

2

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品