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世界初出
オペラ演奏の評価の高かったストコフスキー。
膨大なレパートリーを誇りながらも、残したオペラ作品は希少。
2大歌手の歌唱も素晴らしい、ガラ・コンサートの貴重な記録!
30年にも及ぶ録音期間に膨大なレパートリーを残したストコフスキー。しかしながら、ベートーヴェンの交響曲が全曲揃わないなど、意外な穴が存在します。特に顕著なのがオペラ録音。多くの聴衆に絶賛され、特に共演した歌手からの評価が高かったオペラ演奏にも関わらず、残されたオペラ録音が極めて少ないことは残念なことです。
今回登場するのは、オペラ・レパートリーを含む1963年のガラ・コンサートの記録。人気絶頂であったサザーランドとコレッリが登場した夢のようなコンサートでした。プログラムは多岐に渡り、一見「寄せ集め」のようではありますが、そこにはストコフスキー自身の完璧なる計算があります。2大歌手を起用しながら、それぞれの演目の歌唱に支障が出ないように、デュエットはなし。作曲家からの信頼が厚かったラフマニノフを取り入れ、最後はオペラ作品と管弦楽作品のどちらの余韻も残しながらも最大の盛り上がりを演出するためにエネスコの作品が選ばれているあたりも、音楽もコンサート芸術も知り尽くしたストコフスキーならではと言えるでしょう。(メーカー資料より)
【収録情報】
『ガラ・コンサート 1963』
1. ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲 [7:09]
2. ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』〜「ある日、青空を眺めて」(第1幕) [4:58]
3. ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 [24:01]
4. プッチーニ:歌劇『トスカ』〜「妙なる調和」(第1幕) [3:30]
5.リヒャルト・シュトラウス:『サロメ』〜7つのヴェールの踊り [10:03]
6. ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』〜「彼の優しい声が(狂乱の場)」(第3幕) [10:50]
7. エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調 Op.11-1 [11:45]
ジョーン・サザーランド(ソプラノ:6)
フランコ・コレッリ(テノール:2,4)
スーザン・スター(ピアノ:3)
フィラデルフィア管弦楽団
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音時期:1963年1月19日
録音場所:フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
録音方式:ステレオ(ライヴ)