Love Is

アル・ハドソン、デイヴ・ロバースン、ケヴィン・マッコードによる3人でADKプロダクションを結成、自らのグループのみならず、他アーティストのプロデュースなども含めて大活躍を始めるのは82年のアルバム『FANCY DANCER』あたりから。一般的にグループとしてのワンウェイが評価されているのはそれ以降であることがほとんどだが、つい先日やはりVINYL MASTERPIECE/PTG RECORDSからリイシューされた『ONE WAY FEATURING AL HUDSON』（PTG34151）の大好評ぶりを考えるにやはり侮れないのがこの時期の作品。と言うことでまたひとつ嬉しい初CD化が実現しました！

たしかに過渡期と言えてしまうかもしれないこの時期ですが、オープニングのファルセット全開極上スウィート・スロウを耳にすれば、そんな事は単なる戯言になるでしょう。続く「My Lady」のミディアムでの更に心温まるファルセット、そして今度はバリトンが咽び、台詞廻しも心にくいスロウ「All Over Again」と続く前半だけでもソウル・リスナーの琴線に触れまくりです。ファンクも有名曲「Push」をはじめ、この時代としては嬉しい人力正統派ファンク「Be Serious」など粒ぞろい。フリーソウル的なダンサー「I Didn't Mean To Break Your Heart」もグーです。とにかく祝、初CD化！
（メーカーインフォメーションより）