Nhk「フランケンシュタインの誘惑」制作班

Individuals/organizations Page

Books

闇に魅入られた科学者たち 人体実験は何を生んだのか 宝島sugoi文庫

Nhk「フランケンシュタインの誘惑」制作班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299045072
ISBN 10 : 4299045076
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ドリトル先生」「ジキルとハイド」のモデルになった解剖医のジョン・ハンター。ナチス政権下で断種法を打ち出した人類遺伝学者。当時大流行した、精神疾患患者の脳を切り取る手術「ロボトミー」を開発した精神科医。スポーツ選手を薬物漬けにして人格を狂わせ、国家ドーピング計画を推進した医師。若者を監禁して心理学実験を行い、悪魔に変えた社会心理学者。これは、5人の科学者たちの、狂気の物語。

目次 : 第1章 切り裂きハンター 死のコレクション(本当は怖い「ドリトル先生」/ 動物や虫の生態に居場所を見つけた少年 ほか)/ 第2章 “いのち”の優劣 ナチス 知られざる科学者(ホロコーストの道具となった“科学”/ 敗戦下のドイツと優生学 ほか)/ 第3章 脳を切る 悪魔の手術ロボトミー(アメリカ初の「精神外科」手術/ 祖父への憧れから精神医学の道へ ほか)/ 第4章 汚れた金メダル 国家ドーピング計画(国家ドーピング計画を首謀した男/ ベルリンオリンピック後の激動のなかで ほか)/ 第5章 人が悪魔に変わる時 史上最悪の心理学実験(事の発端―ある仮説の誕生/ スラム育ちの心理学者 ほか)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あじむ

    今ある科学記述が必ずしも正しい道を辿って発展してきたのではないことを、知らされる内容です。そして過去に行われた非人道的な実験や研究を忌むべきものとするのではなく、教訓にしていく大切がわかります。 特にドーピングに関しては今も問題となっている題材だけに、興味深く読みました。また、心理学の実験では実験の参加者だけでなく、監督者をも取り込まれてしまったというのも興味深かったです。 最後のあとがきを読んで、科学的真実の扱い方や在り方について色々と考えさせられました。道を踏み外さずに発展することを願うばかりです。

  • ランフランコ

    非常に興味深いテーマで面白い。古い話からだんだん現代へとテーマが移ってくるが、最初の頃の方が科学者は純粋な感じがした。時代が進むにつれ人間の業というか、人や社会の醜い部分が剝き出しになってきて、どんどん人の道をそれていったように思う。最終的には凄く怖くなった。特にロボトミー手術はいくらなんでもダメだろ。素人考えでもそう思うが。科学者は憑りつかれがちなんだろうか?

  • ののまる

    フランケンシュタインの映画の前に。

  • おやぶたんぐ

    本書は、人の精神や生命に関する科学が暴走した事実の記録である。おそらく、科学の進歩、発展には底抜けの楽天主義が不可欠だが、それが科学に対する盲信にまで至ったとき、取り返しのつかない被害が生じてしまう。そこに政治的意図やイデオロギーが結び付いていた場合には、被害の規模は途轍もないものとなる。例えば、第2章のホロコーストに至る発想や目論見ー「障害者のために割かれる支出を健常な人々のために役立てるべき(であるから、病気や障害がある人々への不妊手術は政策として正当化される)」 以下コメント欄へ

  • Genzoh Minamishima

    良いものは、悪用される。便利なものは、悪用される。人の欲に対する執念は酷いもんだねー。純粋に科学を楽しみたい。新発見に胸躍らせたい。そんな思いの湧き上がる本だった。読了。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items