産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃

NHK取材班

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163763606
ISBN 10 : 4163763600
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
259p;19

内容詳細

「誰にも言えない」「治療のやめどきがわからない」「もっと早くに知っていたら」7000人アンケートでわかった不妊大国・日本の姿。深刻な男性不妊、卵子凍結・卵子提供の現実、最先端医療はどこまで。

目次 : 第1章 不妊大国・日本―見過ごされていた「卵子老化」/ 第2章 社会が生み出した“新たな不妊”―七千人アンケートでわかった女性の苦難/ 第3章 医師と患者 苦悩の現場/ 第4章 知られざる「男性不妊」/ 第5章 不妊に立ち向かう世界と、取り残される日本/ 第6章 「産みたい人が産める社会」へ

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆき さん

    35歳から転がり落ちるような勢いで出産率が低下。他国では知られていることなのに日本では知られてない事実。昔は35歳以上は「マル高」としるしがつけられていたのに、もう35歳出産なんて普通すぎる時代に・・・。怖い事です。芸能人が高齢でも出産できているのを見て「40歳でも出産できるんだ」なんて思っている女性の多い事。40歳代で出産は奇跡だという事を知ってほしいなー。

  • しげ さん

    個人的には、卵子老化による不妊は「個人の問題だ」とも「社会の問題だ」とも言い切ることができません。卵子老化や不妊についてオープンに語り合うことが社会を変える第一歩なのかもしれませんが、身近な誰かを知らず知らずのうちに傷つけてしまうくらいなら、あまりおおっぴらに語らない方がいいのかもしれない、と考えてしまいます…。話せる相手と話せる範囲で話し合うこと、自分の生き方についてしっかり考えることからはじめようと思います。

  • G-dark さん

    「いつか子どもを産みたい」と思いつつも様々な事情で妊娠が遅れ、いざ「子どもを産もう」と思った時にはもはや妊娠出来る年齢ではなかった…という人を少しでも減らしたい、という想いで出版された本。男性にも女性にも読んで欲しい本です。不妊治療は受精卵が成長するための「環境」を整備するしか出来ず、確実に妊娠・出産に繋がるわけではない事を教えてくれます。第三章『医師と患者 苦悩の現場』は涙なくしては読めませんでした。世の中、我が子を殺すような親も居るというのに、子どもを望む夫婦に子どもが授からないなんて…辛いです。

  • 那由田 忠 さん

     世界中で不妊が大問題となっている。日本では6人に1人が悩んでいるという事実。女性の社会進出と共に起きている大問題。卵子の老化と男性不妊。出産に最適な時期が、仕事で実力を伸ばす時期でもある。職場は出産を嫌がり、親族は出産がないのを非難する。こうした保守的意識の強い国では少子化ばかりが進み、関係する女性が苦しんでいる。  子供を産み育てながら大学に行ってもいいし、そんなに苦労せずに働ける、そんな社会こそが必要だろう。それができなければ、日本の人口が減るばかりで消えていってしまうのに、中々手が打たれない。

  • Urapon さん

    年齢を重ねると妊娠・出産し辛くなることを数値で具体的に示しているとともに、日本特有の問題点も挙げている。例えば、卵子凍結は"夫婦"を前提にしている(若い独身の時期に凍結保存出来ない)ことや、養子を迎えるためには専業主婦(主夫)でなければならないことなどは、働く女性にとって極めて不利な制度だ。 男性不妊を原因とした課題提示も印象的だ。 折角25歳で結婚できたのに夫を説得して検査に連れていったのは13年後、今度は妻の年齢が高くなって対外受精も困難になったというエピソードは読むだけでも辛い気持ちになる。

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