【中古:盤質AB】 Concert Aria K.505 / Arias Fromcantatas　Schwarzkopf

モーツァルト：コンサート・アリア《どうしてあなたを忘れられよう…恐れることはないわ、いとしい人》 K.505
J.S.バッハ：カンタータ第202番《しりぞけ、もの悲しき影》(結婚カンタータ)BWV202、第199番《わが心は血の海に漂う》BWV199、第68番《げに神はかくまで世を愛して》BWV68から アリア「信じ望むわが心よ」、カンタータ第208番《楽しき狩りこそわが悦び》(狩のカンタータ)BWV208からレチタティーヴォ「さらばこのパレスよりの捧げもののおくれを取りてよかるべき？」、アリア「羊らは安けく草はむ」

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ゲザ・アンダ(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団
指揮：オットー・アッカーマン、サーストン・ダート
録音：1955年５月９日、1957年５月30-31日＆６月２日、1958年５月24日、1957年６月２日ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
シュヴァルツコップ40代前半の、みずみずしい美声による録音。世界初発売。
エリーザベト・シュヴァルツコップは、1915年生まれのドイツのソプラノ歌手。1976年にステージ活動から引退するまで、オペラ、コンサート、リート・リサイタルと、幅広い活動で多くのファンを得ました。また、夫であり、EMIのプロデューサーであったウォルター・レッグによって数々の名演奏が録音されてきました。
ここに収録された演奏は、録音(さらには編集)されながらも、カップリング曲の有無や再録音の計画などのため、その存在が忘れられてしまい、発売されることのなかったものです。いずれも今回初発売となります。シュヴァルツコップ40代前半の録音で、モーツァルトは後に再録音もしていますが、みずみずしい美声によるこの録音は他に代えがたいものがあります。また、バッハ録音はあまり多くなく、貴重なものといえます。