DVD

別れの曲

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
IVCF5364
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
スタンダード, 1934

その他のバージョン

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収録内容   

  • 別れの曲

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購入して、さっと視たが、視聴に耐えない仕...

投稿日:2011/07/12 (火)

購入して、さっと視たが、視聴に耐えない仕様。主題曲の音がほぼ全音上がっていて調性が狂っています。ということは台詞も含めてピッチがおかしいということか。それくらい補正して欲しいものです。詐欺みたいなものだ。こういういい加減な仕事が音楽界や社会を駄目にする。(参考までfj.rec.music.classicalに私が慶應SFC時代に投稿した文章を掲載しておきます。 ------ 別れの曲というのは日本固有の通称で、1937年のドイツ映画「ショパンの 青春(だったかな)」の邦題が「別れの曲」だったことに由来します。 この映画は、ショパンの初恋の人コンスタンツィア・グワドコフスカとの実際 にはなかった恋愛を描いたもので、映画の中では、ショパンとコンスタンツィ アは相思相愛の仲で、最終的には、サンドに出会ったショパンが、コンスタン ツィアを捨てさってしまうという筋書きになっています。「別れの曲」は、シ ョパンが彼女に捧げた曲で、コンスタンツィアにサンドとの関係がしられてし まい破局を迎える最期の場面では、天使のごときコンスタンツィアに涙ながら に頼まれたショパンが、もはや戻ることの出来ない過去への追憶の中でこの曲 を演奏しながらフェイドアウトとしていくという、印象的な使われ方をしてい ます。(映画としては大好きですが) 残念ながら、これは事実無根のストーリーで、実際のコンスタンツィアはワル シャワ社交会の華で、ショパンには音楽家として以外は、何等関心を示さなか ったという事実が広く知られていますし、作曲の時期も失恋の時期と全く合致 しません。 通称の使用は誤った先入観を与えてしまうので、ぼくは賛成しません(ポリー ニも昔テレビで苦言を呈していた)が、この曲の場合は、完全に間違っている とは言い切れないかもしれませんね。それでも、その「別れ」は、単純に実際 の別れを意味しているのではなく、ショパンが誰かに対して愛情を覚えたとき、 その時点で感じた「別れ」だ、と受け止めるべきだと思います。何故なら、そ の様なときにこそ、彼は、自分が誰からも理解されない存在であることを最も 強く認識したに違いないからです。 ライナーノートのようになってしまいましたが、この曲を、いわゆる「別れの 曲」という限定したイメージではとらえて欲しくないので、敢えて書いてみま した。多少の参考になれば幸いです。 ぼくには、ショパンの曲に副題がついていないことは、余計に曲の可能性、内 容の深みを表しているように感じられます。ショパンの音楽のエッセンスは、 意志による孤独、内省、克己だとぼくは思う。 椋代 能行 ps. ショパンの遺品の中には、彼がワルシャワを去るときにもらった寄せ書き   があり、そこにコンスタンツィアは、「異国の人々はあなたの才能を知り、   あなたを尊敬するかも知れません。でも、私たちと同じようにあなたを愛   することはできないでしょう」と書いているそうです。そして、その彼女   から言葉の後に、ショパンは一言、こう書き加えているということです。   「できる」と。

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