DVD

伊藤高志映画作品集

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DAD09041
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
スタンダード

商品説明

世界で最も有名な日本人実験映像作家・伊藤高志の全貌に迫る!!

ニューヨーク、パリ、ロンドン、ベルリン、ロッテルダム・・・上映後しばらくの沈黙。そして熱狂的な拍手と歓声。世界各地の映画祭で1作1作がこのような受け入れ方をされる映像作家がこれまで何人いただろうか。人々はその映像が「映画」という枠を超えて、新たな次元に突入しつつあることを体験するのだ。

伊藤高志は、日本を代表する実験映画作家。九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)で松本俊夫(映像作家・『薔薇の葬列』など)に師事、在学中に発表した強烈なフリッカー映像とドライブ感で衝撃的なデビューをした『SPACY』(1981)が世界中で高く評価された。

1995年には、クレルモンフェラン国際短編映画祭(フランス)が映画誕生100年を記念した特集プログラム「短編映画の1世紀」の上映作品100本に『SPACY』 を選出。同プログラムには、他に『月世界旅行』(ジョルジュ・メリエス、1992)、『アンダルシアの犬』(ルイス・ブニュエル+サルヴァドール・ダリ、1929)など映画史に燦然と輝く名作がラインナップされている。

その後も幻覚的なスピード感溢れる魅惑的な映像を世界に向けて次々に発表、一度観た者は禁断症状を恐れるかのようにその新作を追い求めている。コマ撮り、バルブ撮影など、映画の特殊技術をアヴァンギャルドに発揮し、視神経への挑戦を試みる初期作品から、熟練のイメージ・テクニックで大脳辺縁系を挑発する『静かなる一日・完全版』(02)まで、主要な作品を一挙収録!伝説となった『SPACY』完成から30年を迎えつつある今、世界で最も有名な日本人実験映像作家・伊藤高志の全貌に迫る!!

また本DVDには、”伊藤高志映画回顧展”でも上映される作品群に加え、特典映像も追加されてリリース!

内容詳細

【本編150分+特典】

【特典映像】
■「DOUBLE / 分身」 (舞台記録映像・ダイジェスト版)
2001年12月7日〜9日 京都芸術劇場 studio21 にて公演
ダンス:山田せつ子 映像・構成:伊藤高志 サウンドデザイン:稲垣貴士
制作:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター

■「恋する虜」- The Dead Dance」 (インスタレーション記録映像)
2009年1月17 日〜18日 京都芸術劇場春秋座
映像:伊藤高志 サウンドデザイン:稲垣貴士
制作:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター

【DVD1枚目】 (13作品73分)

『SPACY』 1981/10分/16ミリ/モノクロ・カラー/音響:稲垣貴士
700枚もの写真を素材としたデビュー作。日本アートフィルム界のレジェンド。

『BOX』 1982 / 8分 / 16ミリ / モノクロ&カラー / 音響:稲垣貴士
もし、地球が立方体だったら?風景を閉じこめた立方体が永遠に回転する。後のCGアートにも大きな影響を与えた。

『THUNDER』 1982 / 5分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
雷鳴とパルスともに光線が尾を引いて走る!! 一定時間カメラのシャッターを開放するバルブ撮影で作られた作品。

『スクリュー』 1982 / 3分 / 16ミリ / カラー / サイレント
並べられた二つの映像は、テレビモニターに半分垂らしたスクリーンに8ミリを投影し再撮影したもの。

『DRILL』 1983 / 5分 / 16ミリ / モノクロ / サイレント
1本の柱を中心にして左右が歪み、室内のパースペクティヴが狂い始める・・・アナモルフォーシス画のような不安定な空間。

『GHOST』 1984 / 6分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
フィルム感光速度と被写体の速度のずれが「亡霊」となる、動く心霊写真。

『GRIM』 1985 / 7分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
室内の様々なモノからその表皮のみが剥ぎ取られ宙を漂い他のモノに貼りつく。GRIMとは“ぞっとするような”という意味。

『写真記』 1986 / 3分 / 8ミリ / カラー / サイレント
福岡の3分間映画特集「パーソナル・フォーカス」のために制作された日記的写真のアニメーション。

『WALL』 1987 / 7分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
手に持った写真のフレームの中でレンガ造りの巨大な倉庫が激しく半回転の往復運動を繰り返す。

『写真記87』 1987 / 3分 / 8ミリ / カラー / サイレント
プライベートな日々の写真を様々な技法でコマ撮りした「日記映画」。

『悪魔の回路図』 1988 / 7分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
屋根の間から1本だけそびえ立つ60階建て高層ビルが物凄いスピードで回転する映画。

『ミイラの夢』 1989 / 5分 / 16ミリ / モノクロ / サイレント
表層的な美の裏側はすべてが腐敗してしまっているという都会のイメージを映像化。

『ビーナス』 1990 / 4分 / 16ミリ / モノクロ / サイレント
顔のない母と子の光景。

【DVD2枚目】 (7作品77分)

『12月のかくれんぼ』 1993 / 7分30秒 / ビデオ
自分の自分の息子に時折感じる違和感を映像化した異形のホーム・ムービー。

『THE MOON』 1994 / 7分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
むかし夢の中によく出てきた、月明かりに浮きあがる神秘的で不気味な風景。

『ZONE』 1995 / 13分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
白い部屋の中で手足を縛られた顔のない男が小刻みに震え、悪夢のように奇妙な事が次々と起こる。

『ギ・装置M』 1996 / 6分 / 16ミリ / カラー / サイレント / 出演:森村泰昌
96年4月6日〜6月9日に横浜美術館で開催された、「森村泰昌展」のために制作された。「7年目の浮気」のマリリン・モンローに扮した森村泰昌をモデルに撮影。

『モノクローム・ヘッド』 1997 / 10分 / 16ミリ / カラー / 音響:稲垣貴士
静かな狂気とスピードに満ちた、伊藤高志の新境地を切り開いた傑作。

『めまい』 2001 / 16ミリ / カラー / 11分 / 音響:木津裕史
投身自殺を目撃した二人の女の子の壊れた心の状態を描く。

『静かな一日・完全版』 2002 / ビデオ/カラー / 20分 / 音響:稲垣貴士
生と死の間を揺れ動く不安を映画にしようとする少女。この悪夢は現実なのか映画なのか・・・。

※内容はすべて予定です。変更になる可能性がございますのでご注意ください。

予告編

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予告編 視聴方法は こちら

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