DVD

ルイ14世の死

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKDS873
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD

内容詳細

<イントロダクション>
フランスの名優ジャン=ピエール・レオ扮するルイ14世の、病床に伏して亡くなるまでの数週間だけに焦点をあてた異色の歴史コスチューム・ドラマ。監督は世界が注目するスペイン出身の鬼才アルベルト・セラ。古典や歴史上の人物を題材にし、前衛的手法で圧倒的な作品を生み出している。

これまで誰も見たことのない、時空を超える映画を創造し、世界を呆然とさせてきたスペイン・カタルーニャ出身の鬼才アルベルト・セラ監督。その才能は映画のみならず、戯曲の執筆、舞台の演出、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなども自由に手掛け、ヨーロッパで「21世紀の前衛」と称される。
初めて日本で紹介される本作の題材は、フランスの王、ルイ14世(1638-1715)。“太陽王”と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿を作ったこの歴史的人物を演じるのはジャン=ピエール・レオ。ヌーヴェルヴァーグの申し子と呼ばれ、今年74歳になる伝説の俳優が、どんなルイ14世を演じるのかと思いきや、なんとセラ監督は死の床の数週間だけに焦点をあて、左脚の壊疽から死に向かう王=レオを、ほぼベッドの上で撮っている。そこで改めて証明されたレオの存在感は、「ジャン=ピエールだからこそ、死を現代的に描くことができた」(セラ)と言わしめた。
セラ監督がインスピレーションの源としたのは、宮廷の生活をつぶさに記録したサン=シモン公の「回想録」と廷臣であったダンジョーが書いた「覚え書,別名ルイ 14世宮廷日誌」。死にゆく王と、その周りの医師や側近、貴族たちをまるで昆虫を観察するように仔細に、大胆に描いている。撮影は、フランス南東部の廃墟となった城。5週間をかけてつくりあげた絢爛たるヴェルサイユの王の寝室が、ほぼ全編の舞台である。
セラ監督は、ロウソクの火が照らしだす美術や衣裳とともに、食欲も失せた王がビスケットを口にしただけで「ブラヴォー!」と叫ぶ貴族の陳腐さをも映しだす。恐るべき現代性で18世紀の王に新たな血肉を与え、その死を抽出した圧倒的傑作である。

2016年ジャン・ヴィゴ賞
2017年リュミエール賞 最優秀男優賞・最優秀撮影賞
第69回カンヌ国際映画祭特別招待作品

<仕様>
2016年 フランス=ポルトガル=スペイン
本編:約115分
カラー
音声:フランス語/5.1ch. ドルビー・デジタル
字幕:日本語
画面サイズ:16:9[LB] (オリジナル:スコープサイズ)
MPEG2
リージョン2 [NTSC日本市場向]

<特典>
【封入特典】
解説リーフレット

※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

<スタッフ>
監督:アルベルト・セラ
製作:ティエリー・ルナス、アルベルト・セラ
脚本:アルベルト・セラ、ティエリー・ルナス
撮影:ジョナタン・リケブール
美術:セバスティアン・ボグレール
衣装:ニナ・アブラモビチ
編集:アリアドナ・リバ、アルトゥール・トール、アルベルト・セラ
音楽:マルク・ベルダゲール

日本語字幕:澁谷悠、武井みゆき 協力:広島国際映画祭

<キャスト>
ジャン=ピエール・レオ(ルイ14世)
パトリック・ダスマサオ(侍医ファゴン)
マルク・スジーニ(ブルアン)
イレーヌ・シルバーニ(マントノン夫人)
ジャック・エンリック(ル・テリエ神父)
ベルナルド・ベラン(元帥)
フィリッペ・ドゥアルテ

<ストーリー>
1715年8月、ルイ14世はまもなく77歳となろうとしていた。すでにその肉体では、心不整脈によって引き起こされた左脚の塞栓症から壊疽が進行していた。マルリーでの狩りから戻り、疲れ果てた王は、翌日、左脚の痛みを訴える。侍医ファゴンは坐骨神経の病と診断したが、夜になると痛みは増した。次第に食事を摂ることもままならなくなり、日々、王の体は弱ってゆく。さらに王の病が悪化すると、パリ大学から4人の医者がやってくる。彼らは王の脚の変色を危ぶみ、瀉血をすすめるが、王はファゴンの診断を受け入れる。それから数日後、王の左脚には明らかに壊疽が見てとれた……。

劇場公開:2018年5月26日

発売元:シネマクガフィン
販売元:紀伊國屋書店
© CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016

ユーザーレビュー

総合評価

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