スズさん 〜昭和の家事と家族の物語〜

「昭和のくらし博物館」館長の小泉和子さんによって語られる、母・スズさん（1910〜2001年）の人生。

豊富なアーカイヴ映像とイラストを駆使して、明治に生まれ、大正、昭和、平成までを生きたスズさんの生い立ちから、戦時下の暮らし、実体験に基づく横浜大空襲の記録を再構成。戦後に建てられた木造住宅での家族の生活の様子も綴られる。また、昭和30年代まで普通の家庭でおこなわれていた家事を記録したフィルムを4K映像で甦らせたドキュメンタリー。

（2021年ポレポレ東中野 ほか全国公開作品）

＜DVD仕様＞
2021年日本／86分／カラー／日本語 ステレオ／片面・一層／16:9ビスタ

＜収録内容＞
第1章 生い立ちと横浜大空襲
第2章 ちいさなおうち
第3章 昭和の家事の記録第1章 生い立ちと横浜大空襲
第2章 ちいさなおうち
第3章 昭和の家事の記録

＜特典＞
解説ブックレット

※デザイン・仕様・特典等は、予告なく変更になる場合がございます。

＜スタッフ＞
監督・撮影・編集：大墻敦
製作：村山英世
製作：山内隆治

＜キャスト＞
出演：小泉和子（昭和のくらし博物館館長）
語り：小林聡美

＜ストーリー＞
東京郊外にある小さな家。昭和 26 年（1951年）に建てられた木造２階建の住宅は、いま「昭和のくらし博物館」となり、当時の人々の暮らしを伝えている。館長の小泉和子さんの実家であるこの博物館には、母・スズさん（1910〜2001 年）の思い出がたくさんつまっている。娘によって語られる、母の人生。そこには生活の細部に工夫を凝らし、知恵を絞り、家族のために懸命に手を動かしながら生きてきた一人の女性の姿があった。当時、当たり前に継承されていた経験や生活の知恵は、時代の変化とともに失われつつある。母から娘へ、娘から今を生きる私たちへ。スズさんが遺してくれた3章からなる物語。

劇場公開：2021年5月22日

製作 記録映画保存センター
助成： 文化庁文化芸術振興費補助金（映画創造活動支援事業） 独立行政法人日本芸術文化振興会

©映画「スズさん」製作委員会

終戦直後に建てられた小さな民家で、家族とともに暮らしていた小泉スズさんの生活を巡るドキュメンタリー。一家が体験した関東大震災と横浜大空襲、そしてスズさんが日々こなしていた家事労働の様子を収めている。(CDジャーナル　データベースより)