大編隊

■本編:116分 / 製作年:1940年 / 製作国:アメリカ

【映像特典】
未定

【ストーリー】
第8戦闘飛行隊“ヘルキャッツ”という架空部隊の活躍を描いた海軍戦闘飛行隊のデモンストレーション映画！監督は「真珠の首飾」「ますらを」の名匠フランク・ボザーギ。「哀愁」「暗黒街の女」のロバート・テイラー、「北西への道」「フィラデルフィア物語」のルース・ハッシー、「わが谷は緑なりき」「赤きダニューブ」のウォルター・ピジョンなど豪華キャストが競演！

ノースアイランドに基地を置き、“ヘルキャッツ”という異名をとった第8海軍戦闘飛行隊の弛まぬ猛特訓と、恋、友情を描く
ノース・アイランドに基地を置きビル・ゲイリー（ウォルター・ピジョン）を隊長とする第8海軍戦闘機隊は、「ヘル・キャッツ」と異名をとる勇猛部隊であった。この部隊へ新たに配属されて来た少尉アラン・ドレイク（ロバート・テイラー）は、ペンサコラ航空学校から赴任の途中濃霧にさえぎられてパラシュートで降下し、偶然隊長夫人ローナ（ルース・ハッシー）と知り合った。毎日激しい訓練がつづき、アランは先輩達によって鍛えられて行った。隊員のバニング大尉（シェパード・ストラドウィック）はローナの弟で、ひとり霧中着陸装置を研究している真面目なパイロットであった。アランは彼と親友になり、その研究を応援したが、ある霧の夜、成功を確信して飛立ったバニングは装置の故障からついに帰らぬ人となった。折しも夫が旅行中のローナは、悲しみをまぎらわすただひとりの友としてアランに近づいた。二人の行動は隊員の目にたつまでになり、アランに対するローナの感情も次第に激しさを増した。夫の帰宅を待って、彼女はついに家を出る決心を宣告した。理由も分からずビルは失意のまま隊に出たが、隊員達はその内情を悟ってアランを責め、彼に詰腹を切らせるところまで事は進んだ。現役最後の海上演習で、アランは故障を起して不時着した隊長を救出し、さらにその研究になる装置で隊員を全機霧中着陸に成功させた。この果敢な働きはアランに対する隊員達の誤解を和げた。心の動揺の収まったローナも、夫に変らぬ愛を誓いに帰って来、基地には再び平和が甦った。

【キャスト】
ロバート・テイラー 「禁じられた家」「最後の銃撃」「哀愁」「荒野のアパッチ」「暗黒街の女」「ゴーストタウンの決斗」
ルース・ハッシー 「フィラデルフィア物語」「大都会」「剣なき闘い」「北西への道」
ウォルター・ピジョン「マンハント」「雨の朝巴里に死す」「禁断の惑星」「わが谷は緑なりき」「奥様武勇伝」「赤いダニューブ」
ポール・ケリー「スプリングフィールド銃」「地に潜るギャング」「地獄街」
シェパード・ストラドウィック「陽のあたる場所」
レッド・スケルトン「デュバリイは貴婦人」「スケルトンの就職騒動」
ナット・ペンドルトン 　　　　　　　　　　

【スタッフ】
監督：フランク・ボザーギ「海賊バラクーダ」「真珠の首飾」「緑の灯」「ますらを」「第三階級」「春の序曲」
脚色：ウェルズ・ルート「ゼンダ城の虜」「剣なき闘い」「男性Ｎｏ.1」「仇敵」「虎鮫」「南海の劫火」
脚色：ハーヴェイ・ヘイスリップ
撮影：ハロルド・ロッソン「眼下の敵」「エル・ドラド」
音楽：フランツ・ワックスマン「花の合唱」



ロバート・テイラーほか豪華キャストによる、海軍戦闘飛行隊のデモンストレーション・ムーヴィー。その勇猛な戦いぶりから“ヘル・キャッツ”の異名を取った戦闘飛行隊の特訓の日々を、恋と友情を絡めて描く。(CDジャーナル　データベースより)