DVD

カティンの森

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALBSD1313
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
DVD
コピーライト
:
© 2007 Telewizja Polska S.A. All Rights Reserved
その他
:
ビスタサイズ/スクイーズ, 2007

内容詳細

ポーランドは1939年9月1日ドイツに、17日にソ連に侵略された。同17日、クラクフから夫のアンジェイ大尉を探しにきたアンナと娘のニカだったが、アンジェイらポーランド将校たちは、ソ連軍の捕虜になっていた。妻と娘の目の前で、彼らは軍用列車に乗せられ東へと運ばれていく。アンジェイは、目撃したすべてを手帳に書きとめようと心に決める。アンナたちは実家に戻り、アンジェイの帰りを待ち続ける。1943年4月、ドイツは一時的に占領したカティン(ソ連領)の森の中で“虐殺された多数のポーランド人将校の遺体を発見”と発表した。犠牲者のリストにアンジェイの名はなかったが、アンジェイがアンナの元へ戻ることはなかった。その後、カティンの森で発見されたアンジェイの手帳がアンナの元へと渡される。そこに記されていたのは…。


映画「カティンの森」は、ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督の数ある作品のうちで、最も重要であり、長らく完成が待たれていた作品である。本作はワイダ監督の両親に捧げられている。ワイダ監督父親は、第二次世界大戦中の1940年春、「カティンの森」事件で他のポーランド将校たちと共にソ連軍に虐殺され、母親も夫の帰還の望みが失われていく中で亡くなった。監督デビュー間もない1950年代半ばに事件の真相を知り、自ら映画化を強く熱望していたが、冷戦下にタブーとされたこの事件は、描くことはもとより語ることすら叶わなかった。しかし冷戦の崩壊とともに、少しずつ真実が公にされ始め、事件から70年近くの歳月がたった今日、ついに積年のこもった映画が完成した。映画は実際に遺された日記や手紙をもとに「カティンの森」事件の真実を、捕らえられた将校たちの姿と、彼らの帰還を待つ家族の姿を通して描く。将校たちの、国家への忠誠と、家族への愛の狭間で引き裂かれる思い。幾重にも語られる人々の運命は、戦争によって翻弄され、たがいに交差し、交わり合う。そしてラストシーンで明かされる衝撃の真実。ひとすじの70年の歳月を経ても、「事件」の傷は決して癒えてはいない。それは過去のことではない。現代に生きる私たちに、変わることなく鋭いメッセージを発している。


「カティンの森事件」とは?
ポーランドは1939年9月1日ドイツに、17日にソ連に侵略された。そしてドイツの捕虜になった約15,000人のポーランド人将校が行方不明になる。当初は謎とされていたが、1943年春、カティンで彼らの数千人の遺体が発見され、事件が明らかになった。ドイツはソ連の仕業としたが、ソ連は否定し、ドイツによる犯罪として糾弾した。戦後、ソ連の衛星国となったポーランドでは、カティンについて語ることは厳しく禁じられていたが、1989年秋、ポーランドの雑誌が、虐殺はソ連軍によるものであると、その証拠を掲載。翌1990年、ソ連政府は、内務省人民委員部(後のKGB)による犯罪であることを認め、その2年後、ロシアのエリツィン大統領は、スターリンが直接署名した命令書によって行われたことを言明した。

巨匠アンジェイ・ワイダ監督が生涯を賭けて撮り上げた戦争大作。ドイツとソ連に侵略された第二次大戦中のポーランド。捕虜になった15000人ものポーランド人将校が殺された「カティンの森事件」の真実を、70年の時を経て明らかにする……。(CDジャーナル データベースより)

収録内容   

  • カティンの森

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