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ブルーグラス〜アメリカーナ界期待の若手女性シンガー／ギタリスト、モリー・タトル　選曲の妙も光るGOODカヴァーアルバムが完成

今やブルーグラスの枠を超えてアメリカーナシーンで最も注目を集める女性シンガー／ギタリスト、モリー・タトルによるオールカヴァーアルバムは、美しいギターの音色、華麗なフラットピッキングのテクニックに疑う余地なしの傑作に。

収録曲は、ローリング・ストーンズ「She's A Rainbow」、グレイトフル・デッド「Standing On The Moon」、カレン・ダルトン「Something On Your Mind」などのロック〜フォーククラシックから、ランシド「Olympia, WA」、FKAツイッグス「Mirrored Heart」、ヤー・ヤー・ヤーズ「Zero」、ザ・ナショナル「Fake Empire」、スフィアンスティーヴンス「A Little Lost」、ハリー・スタイルズ「Sunflower, Vol.6」といったコンテンポラリーなパンク、インディロック、エレクトロニカ、ポップスまで、ユニークな選曲を見事にアレンジして聴かせる。

モリー・タトルは1994年カリフォルニア生まれ。ミュージシャンの父ジャックから音楽を学び、13歳でモリー＆ジャック・タトル名義で『The Old Apple Tree』を発表。ギリアン・ウェルチを彷彿とさせるオールドタイムなヴォーカルで注目を集める。

その後多くのイベントに出演し、「クリス・オースチン・ソングライティング・コンペ」で優勝。2014年にはジョン・メイランダーとEPを発表。同年ベテランバンジョー奏者トニー・トリシカのアルバム『Of a Winter's Night』にゲスト参加。2016年には女性バンド、グッドバイ・ガールズ名義で『Snowy Side of the Mountain』を発表。2015年にはフラットッピッキングギターマガジン、2017年にはアコースティックギターマガジンの表紙を飾る。

2016年にはIBMAの「モーメンタム・アワード」を、翌2017年にはわずか24歳で「ギター・プレイヤー・オブ・ジ・イヤー」を受賞。同年ソロとして初のEP『Rise』をコンパスよりリリース。2019年には初のフルアルバム『When You're Ready』をリリースし高い評価を受けた。