Michel Legrand
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Michel Legrand (ミシェル・ルグラン) プロフィール

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 いかにもフランス的な、優雅で洒落たサウンドを作り出す作曲家ミシェル・ルグラン。ジャズ・アーティストとして有名な彼ですが、フランスの名匠ジャック・ドゥミ監督作品における音楽を手掛け、60年代のミュージカル映画の先駆者的存在となったこともご承知の通りです。ここでは、映画音楽におけるミシェル・ルグランに焦点を当てて、プロフィール、映画音楽作品紹介をします。

1932年2月24日、パリ生まれ。バンドリーダー、作曲・編曲者として名を馳せ、さらに"裁きは終わりぬ"、”トパーズ”などの映画音楽を手掛けた音楽家、レイモン・ルグランの子息として生まれます。また母親は楽譜出版社を経営、姉は歌手として活動...という音楽一家の子息として生まれました。

パリ音楽院に入り音楽を学びますが、この頃から既に、群を抜いて才能を発揮、僅か12歳で上級スルフェージュ第一位を獲得、その五年後の17歳で和声学部第一位を獲得しまう。そして普通の人よりも4年も早く、20歳の頃、首席で音楽院を卒業しています。作曲はナディア・ブランジェに学んでいます。

卒業後はオーケストラを結成しバンドリーダー、作曲者として活躍、その後人気歌手のカトリーヌ・ソヴァージュに”パリ・キャナイユ”という曲を提供、その曲が大ヒットしたことによって、一躍音楽界で脚光を浴びるようになりました。

フィリップス・レコードと契約し、ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして作品を制作。当時、マイルス・ディヴィスジョン・コルトレーンとも共演しています。映画音楽は1950年代から担当するようになり、”アメリカの裏窓”(1958-1960)、巨匠マルセル・カルネ監督の”広場”などが初期作品として挙げられます。

60年代に入ってから、”ロシュフォールの恋人たち”や”モン・パリ”などの監督で知られるフランス映画界の革命児、巨匠のジャック・ドゥミ監督と知り合い、60年、ドゥミ監督作品の”ローラ”の音楽を手掛けます。ドゥミとの出逢いによって、ドゥミ監督の妻となったアニエス・ヴァルダ監督の傑作!”5時から7時までのクレオ”(61年)や、ヌーヴェル・ヴァークの立役者ジャン・リュック・ゴダールなどとも知り合い傑作”女は女である”(61年)、そしてフランス映画の新鋭監督らによるオムニバス”新・七つの大罪”(61年)などの音楽も担当し、当時のヌーヴェル・ヴァーク作品を築きました。

ドゥミ監督とルグランが大成功を収めたのが1964年の”シェルブールの雨傘”でした。二人は「フランスにはないミュージカルを作る」という企画をしていたそうです。ルグランがドゥミの脚本を読み、これをミュージカルにすることを提案、台詞を全て歌にした、革命的な作品を作り上げたのです。

その後も”城の生活”、”タヒチの男”などを手掛け、1966年にウイリアム・クレインによる映画”ポリー・マグーお前は誰だ”を手掛けます。この映画な長年日本でも未公開でしたが、1999年にようやく日本でも公開され、ウィリアム・クレインの写真展なども開催されていたので御存知の方も多いのでは?当時からEPでのみのリリースだったので、日本では尚更CDで聴けるハズもない...という貴重な代物です。

”シェルブールの雨傘”のあとも、ドゥミ&ルグランはコンビを組み、”ロシュフォールの恋人たち””ロバと女王”などを手掛けます。ミュージカル映画への着想が湧く中、1968年に製作された洒落た犯罪映画”華麗なる賭け”を製作。ノエル・ハリソンが歌った、フランスの粋な雰囲気をかもし出した美しく切ないテーマ曲を、またしても大ヒットへと導きました。アメリカ映画らしい音楽性を取り入れながらも、そのリリカルなメロディーは、いかにもフランス的でした。

世界中で高い評価を得たルグランは70年代に入ってからもフランスは勿論、アメリカ、イギリス製作の映画でも素晴らしい作品を作り上げました。70年代で特筆しておきたい作品と言えば、マストロヤンニ扮する主人公のタクシー運転手が子供を身篭るという”モン・パリ”でしょう。80年〜90年代も”ディンゴ”や”リュミエールの子供たち”、クロード・ルルーシュ監督の”愛と哀しみのボレロ”などを手掛けますが、以前に比べて作品数は減っていましたが、1998年、パリを中心に上演されていたミュージカル”Le Passe-Muraille"の音楽を担当し、ルグランの音楽がフランス中で人気を博しました。

何十年にも渡って音楽を作りつづけ、いつの時代もルグランの作り出した音楽がフランスで響き続けています。膨大な作品の中で、アメリカナイズされた音楽を作り出すこともありますが、決してフランス的な感覚を損なわない、いかにもフランス人作曲家なのです。ジャズと一言でいっても、ルグラン・ジャズは根底にフランスの印象派主義的なものも感じとれるのではないでしょうか。膨大な作品を手掛けながらも現在CDで聴くことのできる数が余りにも少ないのが残念でなりません。

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