CD 輸入盤

Tiddy Boom

Michael Blake

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSC1396
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1990年、ジョン・ルーリーに才能を買われ、時代を席巻したバンド、ラウンジ・リザースに加入。大ブレイクを起こした後、テオ・マセロ、スコット・ハーディング、コンビによって強力に後押しされたデビュー作『King of Champa』で強烈なオーラをまとってシーンに躍り出たマイケル・ブレイクの最新作。

その後もスロウ・ポークやグルーヴ・コレクティヴ、また初期メデスキ・マーチン&ウッドとの共演など、90年代以降のアンダーグランド・シーンにおける存在感は間違いなく大きく、前作でもローズ、ムーグなども取り入れたエレクトロなサウンドは、一つ所にとどまることないマイケル・ブレイクのクリエイティヴィティを示したといえましょう。そんなブレイクにとって、本作は異色の作品。なんと、テナー・サックス一本で、巨匠レスター・ヤング、コールマン・ホーキンスをトリビュート!

レスター・ヤング、コールマン・ホーキンスは、テナー・サックス奏者にとって避けては通れないルーツであり、ジャズ三大テナーとして、最重要人物。アメリカの室内楽カンファレンス「Chamber MusicAmerica's 2013」によって「Contrasts in Individualism 」と題する作品を委託された機会をまたとない幸運と捉え、自らのアイデンティティをさかのぼる本作の制作を考えるに至ったとのこと。個性を貫いてきたアーティスト、マイケル・ブレイクですが、これも紛れもない必然の一つだったといえましょう。ピアノ、ベースには、ハービー・ニコラス・プロジェクト等で共演するフランク・キンブローにベン・アリソン。そして新進の注目ドラマー、ルディ・ロイストンを迎えた布陣。ブルージーかつスウィンギー、またニューオリンズ・ルーツのファンキーなリズムが合いまったワンホーン・サウンドは、伝統に根ざしたジャズの本流を行く演奏であると共に、ドライブ感も強靭なコンテンポラリーなリフを交え、ブーガルーの要素を交えたM4あたりはマイケル・ブレイクらしい演奏。ゴスペル的なラスト・チューンまで、サックス奏者のルーツ、正統派の一面を再認識できる一作です。

Michael Blake (ts)
Frank Kimbrough (p)
Ben Allison (b)
Rudy Royston (ds)

収録曲   

  • 01. Skinny Dip (4:59)
  • 02. Tiddy Boom (5:33)
  • 03. Hawk’s Last Rumba (6:19)
  • 04. Boogaloop (3:36)
  • 05. Coastline (3:33)
  • 06. Letters in Disguise (9:29)
  • 07. A Good Day for Pres (5:50)
  • 08. The Ambassadors (7:44)

ユーザーレビュー

総合評価

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