CD 輸入盤

メンデスゾーン:交響曲第4番『イタリア』、ブラームス:交響曲第3番 カンテッリ&フィルハーモニア管弦楽団

Mendelssohn / Brahms

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SBT1173
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

メンデルスゾーン交響曲第4番《イタリア》&ブラームス:同第3番
カンテッリ指揮フィルハーモニア管

初出となる1951年モノラル録音のメンデルスゾーン《イタリア》は、引き締まったフォルムと鮮やかな色彩がきわめて見事な名演奏。
 組み合わせは、1955年ステレオ録音のブラームス交響曲第3番で、50年代半ばとはとても思えない目のさめるようなサウンドで素晴らしい演奏が味わえます。ヴァイオリン両翼型の楽器配置により、立体的に飛び交うフレーズの面白さに加え、表情豊かな音楽づくりが、改めて才能豊かな指揮者の急逝を惜しませます。

収録曲   

クラシック曲目

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  • Felix Mendelssohn (1809 - 1847)
    Symphony no 4 in A major, Op. 90 "Italian"
    演奏者 :

    指揮者 :
    Cantelli, Guido
    楽団  :
    Philharmonia Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1833, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : 12/05/1951, [Studio]
  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    Symphony no 3 in F major, Op. 90
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1883, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : 08/1955, [Studio]

総合評価

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皆さんの評価が高いが私は普通です。カンテ...

投稿日:2024/01/26 (金)

皆さんの評価が高いが私は普通です。カンテルリは早くなくなって録音数も多くはないが、割と地味な指揮者だと思う。演奏にもそれが表れてイマイチインパクトに欠け突き抜けたものがないようだ。そんなところが、トスカニーニと違っている。彼の少ないCDでも特に<これだ>、というのがないのは残念ではあるが。余談だが、彼のベート―ヴェン7番のステレオLP、英ASD盤は数少なく高価であったが、演奏はまあまあ普通というところだった。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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演奏時間は、メンデルスゾーン4番「8:28/...

投稿日:2010/11/04 (木)

演奏時間は、メンデルスゾーン4番「8:28/5:57/6:12/5:54」、ブラームス3番「10:17/8:51/6:23/8:33」となっています。メンデルスゾーンは1951年のモノラル録音ですからさすがに広がり感はありませんが、古いわりにはクリアな音です。驚くべきはブラームスです。いくらステレオ録音といえども1955年のものです。にもかかわらず到底この時代の録音とは思えないほどのサウンドが溢れ出てきます。1970年代の録音だと言われたら「ああ、ホントだな」と思ってしまいそうなレベルです。演奏内容も、私はメンデルスゾーンよりもブラームスのほうが良いと思いました。ブラームスに求められがちな渋みはあまりありませんが、それに代わって温かくて優しくて色彩的な音に包まれる気分になる演奏だと思います。さすがに終楽章には厳しさが伴っていますが、それでも温もりがあり、ある種の清々しさも加わった格調高い演奏となっています。3番は「ブラームスの英雄」なのだそうですが、カンテッリの演奏を聴くと、3番のほうが「田園」なのかな、と思ってしまいそうです。3番屈指の名演です。カンテッリの夭逝が非常に惜しまれます。

MMT さん | 不明 | 不明

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1956年僅か36歳で航空機事故で亡くなったカ...

投稿日:2010/02/06 (土)

1956年僅か36歳で航空機事故で亡くなったカンテルリは同年録っていたベートーヴェンの運命交響曲の内第1楽章のみを録らず(第2,3,4楽章は一応録り終えた?)生を断たれたのも皮肉な運命なのでしょう。トスカニーニを師とするけれど師ほど癇癪的なイメージの演奏ではなく流麗さというかその辺りがトスカニーニと違った魅力がある指揮者と本盤演奏を聴いて思いました。さて、先ず1951年PHOとの録音「イタリア」交響曲なのですがイタリア指揮者の先入観も手伝ってのコメントにどうしてもなってしまいますね。第1楽章の覇気がありリズム・メロディの推進力が新鮮です。第2楽章は潤いと余裕が感ぜられ第3楽章はきっちりと運んでいます。後年1955年にこの「イタリア」交響曲を録り直しているのですが特にこの楽章が1955年再録ではタイムが少し長めとなっているらしく・・・寧ろだれるのでは?とも素人の私などは思ったりして・・・。最終楽章はこの交響曲の魅力の一つでスピード感を出しつつ前へ突き抜けていく爽快な感じが素晴らしいです。演奏タイムは@8’28A5’57B6’12C5’54でマァマァな感じです(あのトスカニーニの超名演盤タイムは@7’32A5’47B6’25C5’48で第1楽章の断然な速さが分ります)。この「イタリア」交響曲はモノラルですが録音状態は良いです。続く初期ステレオによるブラームスの第3交響曲は1955年やはりPHOとの収録で私の聴き誤りなのか若干縦線不合ズレみたいに受取れるパッセージもありますが実に丁寧にこの曲の構築美を表現しているのでしょう、屈託は皆無の演奏であります。タイムとしては@10’17A8’51B6’23C8’33と心持ち各楽章速めでメロディ表現も抑制・・・第3楽章もっと歌えるのに控えめでも中ほど後消え入りそうにゆっくり・・・しかし黄昏という屈託は無いサッパリ感に漂う微妙な変化は独特です。デニス・ブレインのホルンも聴きものです。最終楽章はがっちりと先述の構築美を見せつつ若干スピードアップして「〆め」へ・・・・小波の立つ内に。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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