学園ドラマのタイアップということで世界観を合わせたつもりだと思うのだが、なんとなく薄っぺらく聞こえて、タイトルも相まってちょっとダサい雰囲気の一曲 せっかく久々のドラマタイアップだったのにあまりヒットしなかったのが残念

倉木麻衣のおとなしい雰囲気を一気に変えようとしているロック調で激しい楽曲とも言えますが、彼女のか細いボーカルだとやっぱり繊細さを全面に感じる不思議なバランスです 間奏の「seaside...yeah」が特にそれを感じます 売上的には前作を大きく超えたから世間的には高評価だったのか？

それまでの3枚のシングルと全く異なり、クールでテンポが早い楽曲 あどけなさが残り不慣れ全開のラップがやや痛々しい気も… 当時の倉木麻衣の勢いだから許容されて売れてたんだろうが、今となっては色々違和感がある楽曲です

発売直後はキャッチャーさ弱めの地味な作品という印象でしたが、繰り返し聞くうちに何度聞いても飽きない普遍性のある楽曲という評価に変わりました Dメロの切ない雰囲気と感情的なボーカルが特にたまらないですね コナン映画との相性も良いです

明らかにクリスマスソングなのに1月に発売するという斬新な手法 久々の1位獲得だが、セールス的にはあまり伸びず 楽しく明るいというよりは、やや脳天気な雰囲気なのが少し気になります ゴスペルっぽいコーラスが個人的には好みです

タイトルもメロディーもオケもシンプルな作品 ボーカルにもう少し抑揚あったほうが飽きずに聞ける気もする シーブリーズタイアップを意識して夏っぽさを出しているつもりかもしれないが、うるおいが足りないカラッカラの夏という雰囲気なのが少し残念です

1枚目,2枚目ほどの勢いはなくなったものの、おとぎ話というコンセプトで全体的な統一感は過去2作品より優れていると思います アルバム曲も穴埋めになっておらずそれぞれ良さがありますね 個人的にはコンセプトを分かりやすく体現した「不思議の国」が好きです

同年に発売された倉木麻衣のシングルはこれだけですが、オケは楽器少なめながらもしっかりと歌い上げて彼女のボーカルを満喫できる楽曲で、満足感がある1曲です Dメロから大サビの盛り上がりが特に印象的です 紅白歌合戦で披露したのも記憶に残ってます

コナンのオープニングで流れてる王道アレンジを期待して購入したのに、肩透かしな音数が少ないあっさりアレンジで少々がっかりしましたが、これはこれでアリなのかなぁと今となっては思います。と書きつつ、コナンアレンジのフルバージョンも聞きたいところです

「Revive」はラテンの雰囲気満開ですが少し落ち着きもある独特な雰囲気です 「PUZZLE」は迫りくる危機から逃れるように畳み掛けるようなサビが耳に残りますし、コナン映画にもマッチしています どちらも良いですが、個人的には前者のほうが味わいがあって好きです