Jinx

トータス、HIMと並び称されるドイツ最強の音響ジャズバンド、Kammerflimmer Kollektiefの２年振り待望の新作登場！ジャス、ポストロック、エレクトロニカなどジャンルの国境を超えて繰り広げられる幻想的なサウンドに加え、精神世界の光と闇を追体験させるスピリチュアルなアプローチ。実力に裏付けられた即興演奏をベースにした、よりディープなカマーフリマーサウンドの誕生！本作『Jinx』は、以前の６人組編成から人数が減りThomas Weber（ギター & エレクトロニクス）、Johannes Frisch（ダブルベース）、Heike Aumueller （ハーモニウム）の３人で制作されたアルバム。この３人の即興演奏のライブ録音がアルバムのベースとなっており、後から編集、修正が行われた。少人数編成になった事で、幅の広い表現方法が生まれ、従来のスタイリッシュで幻想的なサウンドに加え、より有機的で自由な雰囲気に溢れる楽曲が収録されている。m-4「Both Eyes Tight Shut」やm-5「Jinx」で聴かれるスピリチュアルな女性ボーカルのスキャットは、カマーフリマー至上初、「声」の登場。このHeike Aumuellerによるスキャットもまた、３人の即興演奏から自然に生まれ出たもの。これらの楽曲自体のアプローチには、クラウトロックや現在のアヴァンロックにも通ずるものがあり、カマーフリマーの新機軸とも言うべきトラックが誕生している。また、m-3「Gammler、 Zen & Hohe Berge」では、あのブッダマシーンを楽器の一つとして使用。（ブッダ・マシーンをテーマにしたコンピ「V.A / JukeboxBuddha」では、Kammerflimmer Kollektiefも１曲参加。）