1940-1946

ラグタイム･ピアノからモダン・ジャズ･ピアノの黎明期、トミー･ドーシー･バンドや、フランク･シナトラのバックで活躍したピアニスト、ジョー･ブシュキン。本作は彼の1940-1946音源を集めたおなじみ「Classics」のシリーズですが、注目は18歳のズート・シムズのプレイが収録している事でしょう。とても20 歳前の若者？の演奏とはいえない渋ソロで(風格さえ漂う演奏)、本当にびっくりです。この時代のブシュキンの演奏はCD では、全然聴けなかったので、この音源は、本当に貴重です。COMMODORE の原盤。4 曲(特に16、17 曲目は素晴らしい)、古きよき時代のミディアム･テンポに乗るソロは、音色、息遣いなど、ファンなら、本当にたまらない！というものです。

＜M1-5＞solo
＜M6-10＞Oran ‘‘Hot Lops’’ Page(tp), Joe Bushkin(p), Al Morgan(b)
＜M11-15＞Joe Bushkin(p), Sid Weiss(b), Cozy Cole(ds)
＜M16-19＞ Emie Fugueroa(tp),Bill Harris(tb), Zoot Sims(ts), Joe Bushkin(p), Sid Weiss(b), Specs Powell(ds),
＜M20-23＞ Joe Bushkin(p), Barney Kessel(g), Harry Babasin(b)