1963~65年のニューポートフォークフェスティバルのライブ。ギター１本のシンプルな演奏だから、よりバエズの高く、澄んだ歌声がしみわたってくる。”何も足さず、何も引かない”という、素材の良さそのもの。バエズの原点を知るにはよいアルバムかもしれない。付き合っていたとされる、ボブ・ディランとのデュエットも２曲入っている。『IT AIN’T ME BABE』『WITH GOD ON OUR SIDE』

バエズの初期の作品を集めた2枚組。ファンの間では有名な話ですが、ヴァンガードから1960年にファーストアルバム「JOAN BAEZ」で正式デビューとなりますが、それ以前に録音された音源がアルバム2枚分ありました。 1958年録音の作品たちは1964年に「JOAN BAEZ IN SAN FRANCISCO」として発売されましたが、本人が発売停止を求めてお蔵入りに。このアルバムはファンにはコレクターズアイテムとなりました。 またハーバードのコーヒーハウスで唄っていた時期の1959年、同じアマチュアフォークシンガー3人のアルバム「FOLK SINGERS ROUND HARVARD SQUARE」にてソロ並びに他のシンガーとのデュエットで数曲バエズも参加していました。 これら2枚のアルバムの全曲と、ヴァンガードからのファースト、セカンドアルバムの曲が収録された2枚組CDです。 前者のアルバムからは90年代にヴァンガードから発売された、「RARE,LIVE＆CLASSIC」の3枚組ベストに「SCARLET RIBBONS」のみ収録されていましたが、アナログ盤からの音源で今回はクリアな音質にて堪能できます。 フォークの女王と呼ばれたジョーン・バエズの若かりし日の澄み切ったソプラノヴォイスが堪能出来る作品です。

ついに、Joan BaezがVanguard在籍中に発売されたアルバムの全リマスターCD化が完成しました。 今まではリリース順にCD化されていたのに、このアルバムだけ後回しになっていました。 聴いてみましたが、やはりマスターテープの老朽化、なのでしょうか。 しかし、彼女の力強い、透明感のある声は健在です。 ボブ・ディランの「I Shalll Be Released」は、スタジオ録音が収録されている、「ANY DAY NOW」よりも彼女のギター弾き語りのこのアルバムのバージョンの方が絶対いいです！

ただ懐かしさでいっぱいです。LPでよく聴いた曲は最近のベストアルバムにはなく、残念に思っていました。歌がうまいとか声がよいという事ではなく、思想的な意味で味わい深い曲が多いように思います。歌詞の内容と彼女の悲しげな声がぴったり合っているのではないでしょうか。

Bob Dylanが好きで（歌詞を読む方が好きなのですが・・・）、Bob Dylanの本を読んでいたら、Joan Baesがフォークの女王で、かつての恋人という記事が眼にとまり早速購入。歌唱力のすごさに驚きました！こんな女性歌手がいたなんて・・・。Joanの過去アルバムを調べると、Bob　Dylanの曲がたくさん歌われていました。それにしても、Joanの声の深さは本当に魅力的です！

有名なｼﾞｮｰﾝさんの『ﾄﾞﾅﾄﾞﾅ』の原詩の事を知って､耳から鱗が落ちました。

コーちゃんさん。 「WE SHALL OVERCOME」は「IN CONCERT PART.2」と「CARRY IT ON」に入ってますよ。 この「JOAN」はバックがついた初のオリジナルアルバムですね。（この前のリリースのクリスマスアルバムは除いて） このアルバムがリリースされた1967年は初来日も果たしているのですよね。 このアルバムで初の自作曲の「ノース」を収録していますね。 S＆Gやビートルズの曲がいい意味で彼女の味が出ていて、選曲もバラエティーに富んでいる作品。 個人的には「BE NOT TOO HARD」が好きです。

WE SHALL OVER COME　の入ったCDを探しているのですが

フォークの女王、ジョーン・バエズの記念すべきファーストアルバムがリマスター盤で登場しました。パッケージも豪華で、レイアウトも新しくなり、また未発表曲も３曲収録されています。まだ若く瑞々しいバエズの歌声を堪能できるアルバムです。音質もかなり良くなっています。