’13年発表｡日本科学未来館館長の毛利衛とﾃｸﾉ界の宇宙人ｼﾞｪﾌ､2人のﾗｲﾄｽﾀｯﾌによるｺﾗﾎﾞが二枚組CDとして､ついに全貌を現した!一枚目は打ち上げ準備から地球帰還に至る毛利衛の宇宙飛行体験を元に､ｼﾞｪﾌが織り上げた緻密なﾐﾆﾏﾙ組曲!二枚目はｹﾝｲｼｲやQ’HEYら日本人ｱｰﾃｨｽﾄによるﾘﾐｯｸｽ集｡宇宙からは国境線は見えなかった!そして､ﾃｸﾉに音速の壁はない!

'09年発表｡3年の宇宙旅行を終え､2010年の元旦に地球へと帰還するｼﾞｪﾌ･ﾐﾙｽﾞが､宇宙での体験を元にしたｽﾍﾟｰｽ･ｼﾝﾌｫﾆｰを前もってﾄﾞﾛｯﾌﾟ!…とまあ､どこまで本気?ｻﾝ･ﾗｰ〜Pﾌｧﾝｸ〜U.R.と繋がるｱﾒﾘｶ黒人独特のSF的宇宙観を､鍛え上げたﾐﾆﾏﾙ･ﾃｸﾉを用いて表現したｽﾍﾟｰｽ･ｱﾝﾋﾞｴﾝﾄ｡ﾓﾉﾄｰﾝだが､長いｷｬﾘｱ中､最も繊細かつ丁寧な作り｡DETROIT NOT DEAD!!

手が大変なことになってて、ミニマルとかテクノ聴かない人にも一度見て欲しい作品です。 バーデン兄弟の兄貴のリズムのとり方も最高です。

テクノMIX-CDでこれ以上のものは未だに出会えない。名盤中の名盤。

理念・才能 ・金が揃ってこその貴重なプロジェクト。 完成した音楽としては練り込み不足の感は否めないが、こういう実験が音楽の幅を広げていくはず。 クラシックとかクラブミュージックとかいう枠でお互いに嫌悪や蔑みを感じてる場合じゃないのです。 なによりこのプロジェクトを実現させた熱い心意気に、真の音楽ファンは絶対に胸ふるわせるはず：マストっす

ﾏｲﾙｽﾃﾞｨﾋﾞｽという男のすべてを継承している音楽家はいない。しかし、あるｼﾞｬﾝﾙに限定したら、彼のような音楽家がいる。ﾐﾆﾏﾙでありながら、ｸｰﾙな質感！これぞ、ﾌﾞﾗｯｸﾐｭｰｼﾞｯｸ

技と業｡聴かせる技術も魅せる業も突出している｡繊細かつ力強い音の引き出し方､音楽の描き方は心の中に美しい真円を描く｡宇宙的な破壊力と共に､創造的な人間力により世界は丸くなるのかもしれない｡

なんだが若干低俗な感じがせんでもない。いや、オーケストラも素晴しいし打ち込みのシンバル類とも調和してるんだがバスドラの音が悪いのかそれともパターンの問題なのか。良いとこもあるがこの四つ打ちが入ると急に台無しになる感がある。夜中にいい音で聞けばそこそこ楽しめるだろう。高級感ある雰囲気だが、乗りこなすほどは構想できていない感じ。雰囲気の新鮮さはプラスポイント。

ｼﾞｪﾌﾐﾙｽﾞはｼﾞｬｽﾞと関係ないわ。しかしﾌﾛｱで踊る人たちの自由な姿にｼﾞｬｽﾞからのﾌﾞﾗｯｸﾐｭｰｼﾞｼｬﾝの流れを感じる。永遠に続く音楽の連鎖をあたしはいつまで感じ、いつまで聴けるのかしら

'04年発表｡人気ﾐｯｸｽCDｼﾘｰｽﾞの､ｼﾞｪﾌ･ﾐﾙｽﾞ､ﾊﾞｰｼﾞｮﾝ｡ｶﾞﾗｰｼﾞ､ﾃﾞｨｽｺ･ｸﾗｼｯｸからﾊｳｽなど､ｼﾞｪﾌ･ﾐﾙｽﾞの音楽ﾙｰﾂが明らかになるﾐｯｸｽﾜｰｸの数々を｢ﾁｮｲｽ｣した2枚組｡