ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 映画オリジナル脚本版 静山社ペガサス文庫

強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドが魔法界の支配権を握る計画を進めていることを知ったアルバス・ダンブルドア教授は、魔法使いのチームを率いてグリンデルバルドを阻止する役目を、魔法動物学者で教え子でもあるニュート・スキャマンダーに頼みます。勇敢な魔法使いたちにマグルのパン屋1人が加わった凸凹チームは、おなじみの魔法動物たちとともに危険な任務に乗り出します。ニュートたちに「秘密の作戦」を与えたものの、自身はグリンデルバルドと直接戦うことができないダンブルドア。増え続けるグリンデルバルドの信奉者たちと激しい攻防を繰り返す命運をかけたこの戦いをダンブルドアはどこまで静観していられるのでしょうか。

【著者紹介】
Ｊ・Ｋ・ローリング : 不朽の人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズの著者。１９９０年、旅の途中の遅延した列車の中で「ハリー・ポッター」のアイデアを思いつくと、全７巻のシリーズを構想して執筆を開始。１９９７年に第１巻『ハリー・ポッターと賢者の石』が出版、その後、物語の完結までにはさらに１０年を費やし、２００７年に第７巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』が出版された。ロバート・ガルブレイスのペンネームで発表し、ベストセラーとなった大人向け犯罪小説「コーモラン・ストライク」シリーズも含めその執筆活動に対して多くの賞や勲章を授与されている。慈善信託“ボラント”を通じて多くの人道的活動を支援するほか、子供向け慈善団体“ルーモス”の創設者でもある

スティーブ・クローブス : 愛読書だったＪ．Ｋ．ローリング原作の「ハリー・ポッター」映画７作品の脚本を執筆。また、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ではプロデューサーを務めた

松岡佑子 : 翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）