名うてのジャズ･ロックギタリスト、ゲイリー・ボイル率いる74-75年のISOTOPEのライヴ。元SOFT MACHINEのヒュー・ホッパーがベーシスト。デリケートな持味のスタジオ作と打って変わってアグレッシヴな演奏。

ブランドXと同種のフュージョンライクなジャズロックバンド。音自体は概ねタイトな作りながらもどこか70年代的な、消えゆく淡い叙情の流れがあって素晴らしいと思う。たっぷり聴けるし。近日中にゲイリー・ボイルも来日公演をするようだし。ちなみにこのたびCD化された三枚はどれも傾向が違っており、荒削りでテクニカル/浮揚感ありの実験性/完成度の高い瀟洒な本作ということになっている。

通泣かせ、渋い名盤揃いのＡＩＲ ＭＡＩＬ ＡＲＣＨＩＶＥＳにまたもや味なバンドの作品が加わった。『エレクトリック・レディランド』からジミ・ヘンドリクスが模索した方向性や全盛期のジェフ・ベックの例を見なさい、ジャズロックは究極のロック形態なのじゃ。ＩＳＯＴＯＰＥ、素晴らしい！ついでに本シリーズではないがＥＭＢＲＹＯも聴きなさい！

あ〜っ、悲しい…ＩＳＯＴＯＰＥはそんなに人気ないんですか？ソフツファンのみなさん、ホッパーが全面参加してるんですよ！いんですか、聴かなくて？

はい、やっぱりね！だと思った！だれも書いてないのね…ボイルのソロもいいですからね…よろしく…

ブライアンオウガーのバンドにも参加し、ソフツのメンバーにも誘われた事のあるギタリスト、ゲイリーボイルのバンド。激しい曲は無いが、落ち着いた大人のジャズロック。傑作だよ、これ。

インド出身の技巧派ギタリスト、ゲイリー・ボイル率いるジャズ・ロック・バンドの３枚目。フュージョンに接近しつつも音は洗練されていて清涼飲料水のようなのどごしだ。タイトでファンキーなリズムに絡むツイン・キーボード、そして縦横無尽に弾きまくるギターが聴きもの