作って学ぶ OSのしくみ I -メモリ管理、マルクタスク、ハードウェア制御

Hikalium

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784297148591
ISBN 10 : 4297148595
フォーマット
出版社
発行年月
2025年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
hikalium ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

みなさんの身近にあるコンピューターのほとんどは、OSなしでは単なる電子回路の塊になってしまいます。それにもかかわらず、OSがどのようなことをしているのか、なぜOSが必要なのか、その正体はあまり知られていないのが現状です。本書は、最低限の機能を持ったOSを手作りすることを通して、みなさんにOSの果たす役割とそのしくみについて理解していただくことを目標としています。本書1巻では、ベアメタルプログラミングでHello,worldをするところから始まり、メモリ管理のためのアロケータを実装し、async/awaitを利用した協調的マルチタスクを実現して、最終的にはUSBデバイスを動作させるところまでを解説します。普段は目にすることのない縁の下の力持ち。低レイヤの世界の魅力を体験。

目次 : 第1章 OSとは―コンピューターの裏側を支えるソフトウェアを知る/ 第2章 ベアメタルプログラミングをしてみる―OSのない世界でプログラムを動かすための準備/ 第3章 メモリ管理を実装しよう―限りある資源を効率良く使えるようにする/ 第4章 マルチタスクを実装しよう―1つのCPUで複数の作業を並行して行う方法について知る/ 第5章 ハードウェアを制御する(1)―デバイスを動かす方法を知る/ 第6章 ハードウェアを制御する(2)―USBデバイスを使えるようにする/ Appendix 実ハードウェアでの起動を試す

【著者紹介】
hikalium : 小学生のころから自作OSの楽しさに目覚め、以後エミュレーターやCPU、コンパイラなどの自作にも手をのばす。2017年よりIPA主催のセキュリティ・キャンプ全国大会にて講師を担当。現在はGoogleでソフトウェアエンジニアとしてChrome OSの開発に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Q さん

    Rust言語でamd64エミュレータ上で動作するOSをゼロから作ってみるよ本。コードと説明が半々ぐらい。Rustの良い点ばかりアピールするのではなくPinなど暗部についても紹介しているところが好印象。全体を通してやはり気になるのがRustがそもそもユーザ空間でWebブラウザを作るという立場から設計されたものだということ。no_std環境ではPinやrepr(C)などデフォルトがユーザ空間とは逆になった方が良かったのではないか。本書はallocを使う点も注意。

  • naoki85 さん

    前巻であるブラウザのしくみの本を読んだため、同シリーズである OS のしくみも買って取り組んでみました。普段は OS のしくみについてあまり考えることがないため、とても新鮮な気分で取り組むことができました。やはりアプリケーション開発とは違うと再認識します。OS に慣れていない私にとっては 1 回読んだだけではなかなか理解が難しいと感じます。本書内でも冒頭でコメントがありますが、2 回、 3 回と読む必要はありそうです。

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