Bossa Na Pressao

ジョイスのバックを勤めレコーディングにも参加するなど大物ピアニストとして活躍するハロルド・マウロJrの純正ボッサ・ジャズピアノ・アルバム。自作曲ほか、�@�B�E�I�Jとボッサ・ピアノ・ファンならお馴染みの作品も収録した格調高いボッサ・トリオ。そう格調高いです。演奏に乱れがないというか、カッコたる自信に裏打ちされた印象がはっきりと伝わります。

これは相当良いです。100％ＨＭＶ完全推薦盤です。録音もピアノの音色を見事に捉えています。3つのセッションに分かれていますが、統一されている。お馴染みの“デサフィナード”、何か違う、いい。乗りが違う。リズムセクションがモノホンです。一瞬の遅れ、前倒しの繰り返しによって独特のグルーヴ感が生み出されています。Helio Alvesなどと同列で録音に参加していますがマウロのほうが明らかに上手いです。

Haroldo Mauro jr (p) Sergio Barrozo (b) Duduka da Fonseca (ds) 1,5,10=Recorded at Drum Studio,Rio De Janeiro on September 29th(1),Oct. 7 (5,10) 2004
2,6-9,11=Recorded Caompanhia dos Tecnicos,Rio De Janeiro, on Jan. 29 2005
3,4,12=Recorded Caompanhia dos Tecnicos,Rio De Janeiro, on Feb. 15 2005