世界の図書館を巡る 進化する叡智の神殿

GESTALTEN

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784837306955
ISBN 10 : 4837306950
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;24

内容詳細

現存する世界最古の図書館では貴重な写本のデジタル化が進められ、荘厳な修道院建築の図書館では結婚式が開かれる…図書館は時代と共に進化しています。国家による検閲がかけられた記事を公開し、権力と戦うバーチャル図書館、老若男女、障がいがあっても利用できるよう工夫を凝らした図書館、砂漠の中で気象変動から本を必死に守っている図書館もあれば、宇宙船のような最新建築で文化開発プロジェクトの中心を担う図書館もあります。本書では、人々が集まる空間を提供し、知識を共有して次世代へ繋ぐために進化を続ける「53の図書館」を美しい写真とともに紹介。図書館の使命や役割、あり方についても改めて考えさせられる1冊です。

目次 : ストラホフ修道院図書館 チェコ共和国、プラハ/ デペトリュス(フフト市立図書館) オランダ、フフト/ フューリ(キルッコヌンミ中央図書館) フィンランド、キルッコヌンミ/ マリア・ラーハ修道院イエズス会図書館 ドイツ、マリア・ラーハ/ セイナヨキ市立中央図書館 フィンランド、セイナヨキ/ クイーンズ公共図書館ハンターズ・ポイント分館 アメリカ合衆国、ニューヨーク州ニューヨーク/ 聖カタリナ修道院図書館 エジプト、シナイ砂漠/ リンカーン・カレッジ図書館 イギリス、オックスフォード/ ウィリアム・W・クック・リーガル・リサーチ図書館 アメリカ合衆国、ミシガン州アナーバー/ ジョン・P・ロバーツ研究図書館(通称:ロバーツ図書館) カナダ、トロント/ ロックハル オランダ、ティルブルフ/ ベネディクト会メッテン修道院図書館 ドイツ、メッテン/ 現代カード・クッキングライブラリー 韓国、ソウル/ ジョアニナ図書館 ポルトガル、コインブラ/ シアトル市立中央図書館 アメリカ合衆国、ワシントン州シアトル/ ジョンズ・ホプキンス大学ジョージ・ピーボディ図書館 アメリカ合衆国、メリーランド州ボルティモア/ ティクセ・ゴンパ図書館 インド、レー/ ポルトガル赤十字社図書室 ポルトガル、リスボン/ シュレーグル修道院図書館 オーストリア、アイゲン=シュレーグル/ ウォーカー人類想像史図書館 アメリカ合衆国、コネチカット州リッジフィールド〔ほか〕

【著者紹介】
ヤナガワ智予 : 1995年に渡加。ブリティッシュコロンビア州立大学で英文学、社会人類学、民俗学を学ぶ。その後バンクーバーの英日翻訳・通訳者養成学校を卒業し、2001年にBC州翻訳者・通訳者協会(S.T.I.B.C)の会員資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • J D さん

     これは良かった!それぞれの図書館の解説を読むのも、なるほどと思う事も大きかったが、それ以上ふんだんに映し出された各図書館の写真に魅了された。もう、息を呑む美しさがあちらこちらに散らばんでいた。本物をこの目で見たい。強く思った。図書館で借りた本だけど、これは買い求めて手元に置いておきたい本だ。ガイゼル図書館の名前の由来は「ドクター・スース」だったとは「ドクター・スース」懐かしい学生の頃の思い出が蘇った。残念ながら日本の図書館は登場しない。大阪の中之島図書館好きなんだけどな。この本オススメです。

  • たまきら さん

    いや、これは素晴らしい本です。図書館という知識の園が、歴史的にどのように発展していったかという説明をはじめ、世界中(アジアへの視点が少ないのは残念!)の図書館が美しく撮影されています。照明セッティング大変だったろうなあ…。娘とよだれを垂らしながら眺めました。自分は大学がボルティモアだったので、2,3度ピバディ図書館には行きました。こんなに綺麗だったかなあ…。フィンランドのフューリなど居心地のよさそうなデザインは日本でもぜひ採用していただきたいです。は〜また旅したくなりました…。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    8世紀から続く、シンゲッティの図書館群に感服した。

  • Toshi さん

    この種の本は何冊か読んだが、本書はエジプトシナイ山の麓にある聖カタリナ修道院図書館からマインクラフト内に存在する検閲なき図書館まで、歴史があるだけでも建築物としての価値だけでもなく、その存在意義によって、古今東西から選ばれた図書館を紹介している。知を追い求め、共有することの素晴らしさが結晶したかのような美しい図書館の数々に見とれてしまう。この中に日本の図書館が無かったのが残念。

  • きゅー さん

    やはり世界の図書館となるとスケールが違う。特にフィンランドのキルッコヌンミ中央図書館、セイナヨキ市立中央図書館、オランダのロックハルなどの近年建設された図書館は機能性と快適性を兼ね備えておりぜひ見てみたいものだ。他方で数世紀前に建てられた重厚な図書館も多く掲載されている。そんな中で目を引いたのが「マインクラフト」内にある検閲なき図書館。情報規制と戦うオンライン上のバーチャル図書館とのこと。建物ではなく、フリーアクセスこそが図書館の本質だと再認識する。

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