Disponibili Anche Su Altrui Funi

日本での知名度はまだこれからという感じですが、イタリアではメキメキ知名度をあげているグループがフナンボリックです。ラテンやフォーク・ミュージック等、さまざまな要素を取り入れたサウンドを得意としますが、いわゆるフュージョンとは趣の違う、彼らならではのハイブリッドな世界を作り上げています。各人がさまざまな楽器を使って生み出す音楽は、雄大で伸びやか。作曲はベースを中心に演奏するルカ・デミケリが担当。ロックやフォークのバンドでも演奏する彼の柔軟性が、21世紀のジャズ表現につながっています。中近東的なメロディをフルートが奏でる（4）は、今後のフナンボリックの代表曲になることでしょう。まさしく要注目のグループです。

聴き所：トラック（4）「Octopus」
エキゾチックなメロディを持った曲に仕上がっています。（Jazz Yellより)

Sebastiano Crepaldi(fl), Luca Demicheli(electric b,fl,vo,acoustic effects), Ermes Ghirardini(ds,per), Giorgio Pacorig(p,rhodes p,electronic effects), Claudia Mitri(illustrations and text), Edy Meola(recording, mixing, editing,ss in 1,6,7,8)
Recorded at East Border Sound