前作　Something’s goin’ onの大成功を受け、更に意欲的なアプローチを取ったフリーダです。 その意気込みは十分で、フリーダも十分に素晴らしいのですが、やや急ぎすぎたかな？、という感じ。 フリーダの個性をもっと引き出すことは可能だったはずですが、曲の弱さもあり、そこまでいけてません。 でもＡＢＢＡを通して彼女の成長の中の一通過点として、この作品は必要だったのだなあ、と思います。 機会と興味があればぜひ一聴を。

今聞いても、素晴らしい。 彼女の個性が十分に引き出され、クールで強い女から弱い女、揺れる心など、いろんな姿が表現されています。 フィルコリンズのプロデュース、アレンジがそれを可能にしています。 偉大なアーティスト同士ががっちり手を組んで作り上げた傑作です。 最後のデュエットがそれを締めくくって、トータルでいい作品になっています。

DVDではﾌﾘｰﾀﾞ様の現在までの歴史が貴重な映像とｲﾝﾀﾋﾞｭｰで辿れます できるならABBA参加以前のソロ作品の発売を夢見てます!!

当時、絶好調のフィル・コリンズがプロデュース。ドラムももちろんフィルで、かなりジェネシスぽい音。楽曲も良くポップでエッジの効いた、トータル的なアルバムとしても良く出来ている。録音もいい。プログレファンにもお勧めです。

1984にリリース。プロデューサーはロック系で最高の一人、スティーブ・リリー・ホワイト。（Ｕ２のヒット・アルバムなんかも手がけた人で夫人が歌手だったらしい）優れたアルバムだと 思います。音楽レビューでも、『とにかくこの人は、歌がうまい』と好評でした。

１９８２年作でプロデューサーはフィル・コリンズ。ドラムスで参加もしています。このアルバムは確か米ビルボードでロングセラーに入っていました。（年間トップ１００の中に）この年、マイク・オールドフィールドがアバをほめたとかいって、それが英の芸能界の連中（アバが嫌いな人が多かった。ユーロビジョン・コンテストでも英代表はアバに点をやらなかったり。但しファンは多かったのです）にショックを与えたそうです。マイクはアライバルをカバーしました。ボーカルは勿論、曲もいいので、是非お聴きになって欲しいアルバムです。

英語リリースでは、現時点でラスト 扱いとなっています。 （スウェーデン語は別にありますが） まずファースト曲で、頭をガンガン させられました。 ５曲目は、ビョルン＆ベニーが提供 した曲ですが、ＡＢＢＡらしくない 感じがします。 １９８２年でなくて、２００２年に 初リリースしていたら・・・なんて 思ってしまいます。

ABBA以前の彼女を知るには持って来いの1枚。ABBA的なポップ感覚はここにはなくもっとジャズ、カントリー、フォークロア的な臭いが一杯。彼女のヴォーカルのテクも改めて感心させられるアルバムです。

途中で切れたので補足です。フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」のカバーが最高です！！最近、アメリカ各地でセレブの集まる大きなパーティーに顔を出してるフリーダですが、もう一度歌って欲しいですね。

アバとしてのスランプ時期で、メンバーが本気で解散を考えてたという75年にリリースされたフリーダのソロです。フリーダの前衛的な感性をベニーがプロデューサーとして上手く形にした良質のアルバムで、10ＣＣやデヴィッド・ボウイのカバーと一緒にカンツォーネのAnima Mia