CD 輸入盤

Legends Of Gypsy Music From Macedonia

Ferus Mustafov / Esma Redzepova

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2120
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

収録曲   

  • 01. Cekaj Zivote - King Ferus Mustafov, Atanasov, Simeon
  • 02. Makedonsko Devojce - King Ferus Mustafov, Hristoski, Jonce
  • 03. Kleta Sudba - King Ferus Mustafov, Velkov, Sasko
  • 04. Meraklisko Oro - King Ferus Mustafov, Mustafov, Ferus
  • 05. Ej, Sudbino - King Ferus Mustafov, Atanasov, Simeon
  • 06. Dalecen Istok - King Ferus Mustafov, Mustafov, Ferus
  • 07. Moite Zlatni 50 - King Ferus Mustafov, Cun, Medo
  • 08. Bitola Moj Roden Kraj - King Ferus Mustafov, Traditional
  • 09. Dobre Dojde Najmilo - King Ferus Mustafov, Usein-Cule, Suat
  • 10. Svadbarsko Oro - King Ferus Mustafov, Mustafov, Ferus
  • 11. Ljubovna (Love Song) - King Ferus Mustafov, Atanasov, Simeon
  • 12. More Sokol Pie - King Ferus Mustafov, Traditional
  • 13. Prosti Mi - King Ferus Mustafov, Velkov, Sasko
  • 14. Gajdova Igra - King Ferus Mustafov, Mustafov, Ferus
  • 15. Svadba Makedonska - King Ferus Mustafov, Teodosieski, Stevo
  • 16. Zosto Si Me Majko Rodila - King Ferus Mustafov, Teodosieski, Stevo

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
…マケドニア地域で50年以上に渡り活躍した...

投稿日:2017/01/12 (木)

…マケドニア地域で50年以上に渡り活躍した ジプシー(ロマ)音楽の女王と呼ばれる国民的大スター歌手 Esma Redzepova(エスマ・レジェポヴァ/1943-2016) の存在を自分が知ったのは、 7年前の2010年春にNPRで、彼女の偉大な歌声を紹介する 「Esma Redzepova: ’Queen Of The Gypsies’」 という放送(50 great voicesという2010年の特別放送企画の内の1つ) を聴いて、 そんな人が、いるんだなぁ、と…ただ、 実際にCDを買ったりとか、そういう縁は直ぐにはなくて… でも、去年の11月頃、 何となく、エスマ・レジェポヴァのことを思い出して、 何か1枚CDを買ってみようかな、と思って調べて…ソレでコレがいいかな、 と思って…で、 注文したのは11月16日だったから、 その時はまだ、生きてたんだろうけど… っていうか、注文する際に、少しWiki記事とかも見て、 あ、まだ生きてるんだな、今でも現役バリバリなのかな… と思いながら注文してたんだけど… 他の注文商品の入荷遅れ等の関係で、手許に届いたのが、 年明けになって… ソレから、偶々、Wiki記事を見たら… 没年が記載されてて…先月12月11日に亡くなってた、と知ってビックリ… …どんな偉大な人でも、何時かは亡くなるものだけど、 所詮は有限の命の人間だから… でもまさか、偶然にも、 そういうタイミングでCDが欲しくなって注文してたとはな… と。 で、このCDは、そのマケドニアの国民的大スター歌手エスマ・レジェポヴァ と、同じくロマの血を引くマケドニアのサクソフォン奏者 Ferus Mustafov(フェルース・ムスタフォヴ) という人とをフィーチャーするCDで、 エスマ・レジェポヴァの歌と、フェルース・ムスタフォヴの演奏曲とが、 交互に配曲された全16曲64分の、 2人がコラボしたスタジオアルバム…ってことになるらしい…。 なので、 両者の代表曲を集めたコンピレーションアルバムってわけではないので、 上述のNPRの2010年の放送で紹介されていた 「Chaje Shukarije」(チャイエ・シュカリエ/beautiful girl) という彼女のインパクトある代表曲は、 含まれてなかったんで、ソレは、ちょっと残念だったかな…。 まぁ、ソレ1曲だけをDL販売で150円とかで買う、 というのもありかも…。 ともかく、実際にこのCDの収録曲を聴いてみての印象は、 まず第一には、 一番のお目当てであったエスマ・レジェポヴァの歌声… 何か、日本の演歌歌手とか、 そういうのと通じる部分があるなぁ…ってこと…多分、 上述のNPRの2010年の放送を聴いて自分がこのエスマ・レジェポヴァ に関心を抱いたのも、そういう、 日本からは遠く離れた南東ヨーロッパのバルカン半島辺り、 の音楽文化で、日本の演歌歌手と通じるような歌声の人が50年以上も 人々に愛され絶大な人気を誇ってるんだな、 っていう部分に、驚きと発見を感じたからだったんじゃないかな…。 あと、日本の音楽って、 例えば、日本のムード歌謡ってのは、 「ハワイアン、ジャズ、ラテンをベースにした歌謡曲」 であるように、 日本国外の音楽要素を、好き勝手に取り込んでどんどんどんどん、 昔から日本の音楽の一部分、であるかのようにしてしまいながら増殖増大 していってる面があるから… 何時の間にか、 そういうロマ音楽の要素を取り込んだ日本の楽曲を耳にしていて、 それで逆に、 元々は向こうのほうがオリジナルであっても、 エスマ・レジェポヴァの歌とかを聴いた際に、何だか日本の音楽っぽいな、 と感じたりするのかも… まぁ、どっちにしても、日本人の耳と心にも、すっと馴染んでくる、 そういう日本人にも親和性がある、歌声であったり、 サクソフォン等の管楽器系の演奏だなぁ… っていうのが興味深く、面白いな、 と。 自分は、このフェルース・ムスタフォヴっていう演奏家のことは、 このCDを買うまで全然知らなかったけど、 こういうバルカン半島辺りのロマ音楽を世界的に知らしめて、 人気の音楽にするのに貢献したミュージシャンの内の1人だ、と言われている、 そういう人で、サクソフォンだけでなく、 ヴァイオリンやクラリネットも演奏する人だとか… 代々続くロマの音楽一家に生まれて、 父親は、南バルカン地域の民族音楽に初めてサクソフォンを導入した、 と言われている著名なミュージシャンで、 その跡を継いで、楽器を学び修業研鑽を重ねて、その道の大物に、 なった人みたいで… まぁ、このCDのタイトルは「Legends Of Gypsy Music From Macedonia」で、 要は、マケドニアの歌声のレジェンドはエスマ・レジェポヴァで、 演奏のレジェンドはフェルース・ムスタフォヴだ、 とそういうことなのかな… と…まぁ、もしかしたら他にも更に凄い人達っていうか、 この人達の跡を継ぐ次世代の凄いミュージシャンとか、いるのかも、 知れないけど…きっと、いるんでしょう…。 あと、 11曲目「Ljubovna (Love Song)」で、誰か男性とデュエットしてるんだけど… それは… Naum Petreskiって人?… …マケドニアのオフリド湖(Lake Ohrid)近辺出身の、 Naum Petreskiという歌手がどうも、いるっぽいんだけど… 正式なクレジット表記が、付属のブックレット内に記載がないんで謎… 歌詞カードに、Naumとだけ記載されてる… NaumとEsma Redzepovaで検索したら、そのNaum Petreskiって名前の人が、 出てきたんで…で、マケドニア生まれの人のようなので… そうなのかな…と可能性は高まったけど、それ以上はっきりとは分からず… ただ、付属のブックレットを見てみて、少し驚いたのが、 何だか分厚めのブックレットが付いているなと思って中を見てみると… 最初、 フェルース・ムスタフォヴとエスマ・レジェポヴァの簡易的な人物紹介 みたいなのが記載されてるんだけど… ソレが、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語で、 夫々記載されていて… 歌詞は、歌の実際のマケドニア語か何かの歌詞に、 英語の対訳が付いていて、 ドイツ語とフランス語とスペイン語では、歌の概略説明的なの、 を付けてある… エスマが歌っている1、3、5、7、9…という奇数曲目のアレだけだけど… …まぁ、個人的には、フェルースの、演奏だけの、 偶数曲目の分にも、何かしら簡易説明があれば、より嬉しかったかな… でもともかく、 そうやって4ヶ国語での説明書きを付けるとか… マケドニアから、マケドニアの音楽文化を世界に向けて発信しようという、 その、やる気満々だなぁ…という部分に関心したり。 …けど、 それはそうと…それだけ、分厚いやる気満々のブックレットなのに、 曲中の楽器演奏を誰がやってるのか、的な、 そっちのクレジット表記が何もなかったのが、個人的には、残念かな… ロマ音楽ってものに、正直、自分は完全に初心者なので、 具体的に使われてる楽器が何なのかっていう部分が、耳で聴いただけでは、 全てを完全には、把握は出来ないんで、 クレジット表記があれば、誰がっていう部分は、 どうせ知らない人ばかりだけど、使用されてる楽器の種類とかの全体像は、 把握し易かっただろうにな、と…。 例えば、 14曲目「Gajdova Igra (Bagpipe Dance)」って、 いきなりバグパイプがメインのダンス曲が出てきて…日本人的には、 バグパイプっていうとスコットランド系のイメージが強いけど、どうも、 バルカン半島辺りにも独自のバグパイプがあって、 みたいなことらしいけど、でも、その、 ソレをフェルース・ムスタフォヴって人が吹いてるのかどうか、 ってのも、多分そうなんだろうけど、 クレジット表記がないから、何かちょっと、困惑するよね… 基本的にサクソフォン奏者だっていう情報しか知らないから自分は。 …まぁでも、今回、縁が巡ってきて、こういう、 マケドニアのロマ音楽系のCDを聴いてみて、 歌声的には日本の演歌とかムード歌謡に通じるような部分も感じつつ、 楽器演奏のリズムとかメロディとしてのロマの民族音楽的な要素、 っていうのも色々と味わえて興味深かったりで、 当面は、このCDをもう少し繰り返し聴きつつ、あと、 エスマの代表曲「Chaje Shukarije」 は個別に入手する方向で… で、折に触れて繰り返し聴いて、末永く楽しめればいいかな… って感じだけど、 今度また、マケドニアの別の楽曲集とか、 ロマ音楽関連の楽曲集とか、また縁があれば、 もう少し聴いてみてもいいかな… と思えているので、買って聴いた甲斐は十分にあったんじゃないかな… と、そこそこに満足してい

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

0

ヨーロッパ に関連する商品情報

おすすめの商品