2000 Fia F1世界選手権総集編

シューマッハ、フェラーリ初、自身３度目のタイトル獲得！そして待望のホンダF1再挑戦！！

プラッシングホースとシルバーアローの頂上決戦。待望のホンダ、再び、F1登場。そしてビッグネーム、ジャガー、BMWの参戦。2000年はかつてない盛り上がりと興奮の時となった。

シーズン初戦から攻勢に出たミハエル・シューマッハ。昨年味わった無念を胸に、コンペティティブとなったマシンを駆り、チャンピオンチーム、マクラーレンを打ち負かした。しかし底力をもつシルバーアローは反撃に転じる。前半戦はデビット・クルサードが、そして後半戦に入りシューマッハ宿命のライバル、ハッキネンが猛然とスパート。戦いは息詰るハードバトル。タイトル争いは、俄然ヒートアップする。

２強の戦いは他の追随を許さない。しかし2000年、多くのチーム、ドライバーが一気にF1シーンで頭角を現してきた。シーズン最大の話題をさらったホンダのF1再登場。BARホンダ、そしてビルヌーブはその走りに王者復活のはっきりとした意思を示した。脅威の２０才、ウィリアムズBMWの新人、ジェイソン・バトンは未来のチャンピオンを予感させる才能を随所でアピールした。デラロサ（アロウズ）、トゥルーリ（ジョーダン）の放った輝く閃光。再びアメリカに乗り込んだF1。大観衆を呑み込んだインディアナポリスは熱狂のサーキットと変わった。

F1界ナンバーワンの戦略家、ロス・ブラウンとのコンビで一気に頂点へスパートするシューマッハ。対するハッキネンは中盤戦ですでにタイトルは絶望視されていた。しかし、スパ・フランコルシャンで見せた圧巻のスピードが諦めない意思を強烈にアピール。そして、両者の戦い、そのピークは日本グランプリとなった。そこで見たものは2000年すべての闘いの縮図ともいえた。至高のバトル、２０世紀最後のF1。ランドマーク・イヤーと呼ぶにふさわしい闘い。栄光へのバトル、そのすべてを今、記憶に焼きつけろ。

オフィシャルF1総集編は日本では見ることのできないFOAデジタル放送の映像を使用。全１７戦のベストショットに加えスペシャルインカー映像＆インタビュー、そしてシーズンプレビューなどF1・2000年のすべてを網羅しています。