レコードは死なず[ele-king books]

Eric Spotznagel

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909483843
ISBN 10 : 4909483845
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
475p;19

内容詳細

アナログ盤はメディアではない、人生そのものである!

若き日パンクに心酔した僕は
いまでは妻子あり貯金無し、四〇代半ばのフリーランサー、
はたして自分の人生、これで良かったのか!?
僕の常軌を逸した究極のレコード探しがはじまった

嘘のような本当にあった話、
“『ハイフィデリティ』の実話版” と評されたベストセラー!!

序文:ジェフ・トゥイーデイ(ウィルコ)
装画:よしもとよしとも

四十五才の子持ち男の “僕” は、大手の雑誌で著名人とのインタビューなどもこなしているが、収入はまるっきり不安定。
毎月綱渡りしながら妻と交代で愛息の面倒をみる日々だ。
何を失くし、どうやってここまできたのかもすでによくわからなくなっている。
ところが取材相手のクエストラヴから、今まで買ったレコード盤は全部大事に持っていると聞かされて、いてもたってもたまらなくなった。
そんなもの、自分はとっくに売り払ってしまっていたからだ。
そしてカーラジオから流れ出した、その日二度目の「リヴィング・オン・ア・プレイヤー」が心のどこかに火をつけた。取り戻さなくちゃ。
何を? 何のために?
それすらも定かではないままに、僕のいわば “アナログ盤クエスト” が幕を開けた──。

●出てくるアーティストの一例
ハスカー・デュ、リプレイスメンツ、キッス、ニューヨーク・ドールズ、シュガーヒル・ギャング、ピクシーズ、ローリング・ストーンズ、ボン・ジョヴィ、ザ・キュアー、ジョイ・ディヴィジョン、ビリー・ジョエル、イギー・ポップ、ザ・スミス、デッド・ケネディーズ、ニルヴァーナ、ソニック・ユース、アニマル・コレクティヴにディアハンターまで、膨大なロック系

●著者について
エリック・スピッツネイゲル(Eric Spitznagel)
シカゴ在住。『エスクワイア』『ローリング・ストーン』『ニューヨーク・タイムス』『ビルボード』などに寄稿する売れっ子ライター。著書はすでに6冊あり、そのうちの1冊はドイツでも翻訳されているが、2016年に出版された本書がもっとも有名。

【目次】
本書の巻頭に置かれたこの文章が、そこまでまるっきりイカれている訳でもない、その説明とでもいったほうがよさそうな序文的何か(ジェフ・トゥイーデイ)

はじめに

One
Two
Three
Four
Five
Six
Seven
Eight
Nine
Ten
Eleven
Twelve

謝辞

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • arnie ozawa さん

    オレ自身と同世代のライターが今までに手放したレコードを探す「冒険」に出る話。凄いのが手放した正にそのレコード(自分が所有していたそのもの)を求めるところ。この気持ちはよく判る。本当に欲しいのは音楽じゃなくてそこに刻まれた傷や落書きやなんかも含めた全てだから。「訪れる者すら最早ほとんどないようなレコード店の棚でほこりをかぶっていく四十五回転のアナログ盤よりも、FLACファイルの方が明らかに優れているのだと、無条件で見做してしまうようなものなのだ。愚者の思考だ。」この一節にこの本の全てがある。最高。

  • justdon'taskmewhatitwas さん

    語り手の行為は、所謂「大人になれないガキ」の無益で後ろ向きで、家族持ちとは思えない程無責任で、この無意味の先に待ち構えてるのは"死"しかないのにその事を自覚して彷徨ってるようだし、周りに救われてる事に甘えてるようで、無限ループに自ら陥ってるようにも見えて、共感出来るかと問われればちょっと考えてから否定すると思う。ただ、作中の曲ネタは大体判ったし、ギターを弾く訳でもなくカラオケで歌いまくる訳でもないのに、"音楽"が無いと生きていけない人生ってのは実によく判る。

  • DEB DYLAN さん

    図書館本。 音楽好きにはたまらない内容です。 僕もCDが普及した時にレコードを手放して今になって後悔してるクチなんで特に。 音だけぢゃなくて思い出も宿る。 レコード(CDでも)といった形あるモノにはよくあるコトですね。 そんな中、文中の出てくるブツの中でイチバンぐぐぐって来たのは、ファラ・フォーセットのポスターでした(笑)

  • ishida さん

    レコード好きおじさんのロマンと青春、そしてその終わり。

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