教師の勝算 勉強嫌いを好きにする9の法則

Daniel T.willingham

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784491036823
ISBN 10 : 4491036829
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;19

内容詳細

脳科学×認知科学×教育学。なぜ勉強が嫌いなのか?なぜすぐに忘れるのか?どうすれば集中を保つのか?「暗記」に意味はあるのか?「脳科学」に基づく授業改善!世界が驚愕した教育書。

目次 : 第1章 なぜ子どもは学校が好きでないのか?/ 第2章 テストでは事実だけを求められるのに、どうすれば子どもに技能を身につけさせられるのか?/ 第3章 なぜ子どもはテレビで見たことは全部覚えているのに、私の言うことは全部忘れるのか?/ 第4章 子どもが抽象概念を理解するのはなぜそれほど難しいのか?/ 第5章 演習にはそれだけの価値があるか?/ 第6章 本物の科学者や数学者、歴史学者と同じように子どもに考えさせることはできるか?/ 第7章 子どもの学習スタイルによって教えかたをどう変えるか?/ 第8章 スローラーナーを支援するにはどうすればよいか?/ 第9章 教師の知能についても考える

【著者紹介】
ダニエル・T.ウィリンガム : 1983年にデューク大学で心理学の文学士号を取得、1990年にハーバード大学で認知心理学の博士号を取得する。1992年からはヴァージニア大学で教鞭を執り、現在は心理学の教授を務める。2000年ごろまではもっぱら、学習と記憶の脳内基盤の研究に集中していた。現在の研究の関心は、K‐12(幼稚園から高校3年まで)の教育への認知心理学の応用に向いている

恒川正志 : 愛知県生まれ。上智大学文学部社会福祉学科卒業。システム・エンジニアとして6年間勤務したあと、翻訳の世界へ。実務翻訳に携わるかたわら、文芸翻訳家の田村義進氏のもとで研鑽を積む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • せっかちーぬ さん

    私たちは、記憶を繋ぎ合わせるように思考をしている。思考は好きではないが、思考の材料となる記憶をより多く保持するために、やはり思考させることが必要。思考と練習を通して、WMから長期記憶に落としこんだり、WMに圧縮をかけたりして、また新しいことが入る余裕ができる。と、いうことでしょうか。うーむ。もう一度、ノートにまとめます。教員は、もはや教える人ではない?子ども達がもつ記憶をうまく思考に回せるような発問を工夫する人にならなければならない?

  • あべし さん

    とても面白い本だった。 タイトル通りの本ではない。でも、「教師の勝算」を持つために必要な要素は何か、について深く追求したような内容だった。 絶えず努力をし続けること。 エビデンス等が取り上げられているが、鵜呑みにせず、目の前の子どもと真摯に向き合うこと。 特にこの2点が強調されていたと思う。 「脳はそもそも考えることを避けたがる特徴を持っている」という内容が書かれていた。プログラミング的思考はまさにその特徴を生かしている教育法だと思った。 ただ、今流行りの教育方はその逆を行っている気がする。

  • あべし さん

     再読。1年前に読んでいた本だったか。  今は全く違う読み方をしている。こういう経験ができるから、再読って必要だと思う。  この本は本当に多くのことを教えてくれた。それは良質な発問をすることの価値である。それは、反復を工夫する教師の教育的意図である。それは、努力をすることで誰でも成長できることを促すことである。  そして、絶えず教師が努力をし続けることによって、「誰でも力をつけることができる」授業をすることができるようになる。  ここで学んだ理念は教室実践に持ち込んでいこう。そして、子どもを飛躍させよう。

  • サイコロ さん

    知性の働きを9つの原則に当てはめ、それを基に教師の取るべき手立てについて示している。 なるほどなーって感じ。何となく体験的に思っていたことをきちんと科学的に書いて整理してくれているし、必要な手立てもわかりやすい。子どもの思考の仕組みを理解することで、より効果的な手立てがうてるようになる。

  • mi78621 さん

    「脳は考えることが得意ではない」「考えるためには知識が必要」「子どもは考えていることを記憶する」「初心者と熟達者では認知能力が根本的に異なる」など、脳科学×認知科学×教育学の観点から新たな示唆を得ることができた。子どもの興味を引くように授業を工夫したり、指導スキルを磨いたりすることも重要だが、そもそも脳の仕組みを理解することで、さらに指導に厚みを増すことを感じた。

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