里山奇談 めぐりゆく物語 角川文庫

Coco (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041081907
ISBN 10 : 4041081904
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
246p;15

内容詳細

昆虫の翅の数を数えないうちに捕まえると、悪いことが起きる―奇妙な虫を見つけた少年が、祖父の言葉を思い返し震撼する「みつばね、つけばね」。泣き女の声が響く野辺の送りは、誰の葬儀だったのか?自分が見たはずのない光景が甦る「夏野辺の送りと泣き女」。久々に父の実家に戻った夜、蛙の大合唱に昔を思い出すが、朝の風景に驚愕する「幻の蛙」など、45篇。恐ろしくもどこかなつかしい、“生き物屋”が聞き集めた奇しき話。

【著者紹介】
coco : 愛知県生まれ。漫画、文筆、写真家

日高トモキチ : 宮崎県生まれ。漫画家、イラストレーター。学習参考書の編集者を経てデビュー

玉川数 : 東京都生まれ。著書に『里山奇談よみがえる土地の記憶』『里山奇談あわいの歳時記』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nao Funasoko さん

    人がいるときにはキジもいたが人がいなくなるとキジも消えヤマドリの住処になったというエピソードに頷いてみた「路傍の神様」。 本書の中では珍しく短編小説のような文体で纏められた「めぐりゆく水の物語 はじまりの音」。 「わらい女」はそのまま宗像教授シリーズの原作となってもおかしく無いなと感じた。このあたりが印象に残ったかな。第3弾にも期待。

  • 流石全次郎 さん

    文庫化された里山奇談の2巻目。山や川、海、集落などで起こった謎めいたできごと。そんなことを祖父母に説明すると「わしも経験したよ」といった感覚の出来事。ここに八百万神という言葉があてはまるのでしょうか。実はこの本とは少し異なる感じにまとめられた「山怪」の2巻目の文庫化も待っています。

  • タカボー さん

    本の衝動買いはしないんですが、里山、奇談、という二つの魅惑ワードに惹かれて買いました。優しく、切なく、懐かしい。不思議で、ちょっと怖い小噺の数々。これは・・・好きです。歳をとるほど、自分を作ってるようなところもありますが、一番深いところにある子供の頃から変わってない部分を触られるような。タマムシの話、最高です。子供が上から見てた話をもいい。

  • 海星梨 さん

    KU。ありゃりゃこれ二冊目なの? 単行本から文庫になって表紙が変わったのかと思ったわ。1巻もKUなのでそのうち読みます。生き物大好きフィードワーカーたちの不思議な話を集めたもの。普通の怪談本は「水の怪異」とか統一しようとされると「えーなんでー?」となるけど、この本は自然讃歌というか、一本筋が通っていてめちゃ読みやすかった。生き物好きにも怪談好きにもオススメ。

  • のじ さん

    残念だけどなんとなく前のものより面白みがうすい。身近な里山の不思議なできごと感が薄れてしまっている気がするし、昔の話が多い印象。以前は身近にいたのに見かけなくなってしまった生き物のように、絶滅危惧種のように見える不思議な出来事が今も身近などこかに細々ながら生きているよ、というような話が読みたかった。それともほとんどやっぱり絶滅してしまったのだろうか。さびしい。

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