「Topanga Corral」とタイトルにありますが、実際は1969年ハリウッドの「Kaleidoscope」というクラブハウスで録音されたもの。「Live at the Kaleidoscope 1969 」と同一録音です。グループ側がライブ盤制作を画策したものの、レーベル側からOKがおりなかったため、ヒートのデビュー前の音源であるとしてブートレグで出されていたいわくがあります。現在はオフィシャルのカタログにもきちんと登載されております。音は素晴らしく、何より勢いがあった頃のヒートの長い演奏を聴けることがよろしいです。
ほとんどがカバー曲。スタジオ録音ではなかなか聞けない、ヘンリー・ヴェスティンのギター、アラン・ウィルソンのギター、ハープのアドリブがクリアに楽しめます。ヒートはライブになると、とてもヘビーな演奏をするグループだったことが判ります。