前ライブ作《ジ・エンド・オブ・ビギニング》と比べると若干オフ気味の音像だが、前作はギターがラウドでヴォーカルが若干（特にｷﾝｸﾞｵﾌﾞｻﾞｼﾞｭｰﾀﾞｽ）聞こえにくかったのに対して、本作はバンド全体の音量バランスが取れているカンジかな？でも個人的には（ギターやってるので）前作の方が好き。

１はアルバム『レインフォレスト』のオープニングナンバーだが、イントロにギターソロが入った別バージョン。３はワルツ調のギターインストで島の新たな一面をのぞかせている。それに島本人による楽曲解説もあるので、《レイン〜》持ってるからいらないという次元の作品ではない。でもコンチェルト・ムーンのファンならみんなもってるよね？

メンバー・チェンジ後の初のライブ映像作品。ストロングな井上さんのボーカルとＢＵＲＲＮ！広瀬編集長のインタビュー、楽しみです〜！俺様は編集長とバンドの好みが合うので・・・。

島のギターの素晴らしさは今さら言うまでもないが、井上のヴォーカルのうまさにも感動！力強くてイイ声してますわ〜！

一聴して随分爽やかな曲が多いなと、しかし楽曲のクオリティは高い、特に井上氏の歌メロが素晴らしくさらっと聴けてしまいます！ 是非聴いてみて下さい！

ﾏﾆｱじゃないと島紀史 がｲﾝｸﾞｳﾞｪｲのﾊﾟｸﾘじゃないなんて分からないと思う。使ってるギターもルックスもなんかそんな感じだし。まぁ上手いのは確かだけど

井上さんのグラハムボネットばりのボーカルがいい、3の歌メロなんてもろ、島さんの弾きまくりのインストも最高、もう数曲歌入りが聴きたかった、次回作に期待したい！

尾崎氏参加だと最後の作品、後半弱くなるのが残念だが4と5に島がレインボーのメイビーネクストタイムを意識して作ったという絶品のインスト6は是非聴いて欲しい、島は天才だ、彼は和製イングウェイじゃないすっよ！

音質といいﾗｲﾌﾞの臨場感といいすべてがよくできている作品だとおもう。個人的にはこの時のﾎﾞｰｶﾘｽﾄ尾崎さんの声が好きなせいかよけいにかっこよく聞こえる。島さんのｷﾞﾀｰもすばらしいくらいにうねっていてﾗｲﾌﾞを味わいたい方にはｵｽｽﾒ。選曲もﾍﾞｽﾄともいうべき形になっている。個人的にはこのころのﾎﾞｰｶﾘｽﾄなどもろもろこのﾒﾝﾊﾞｰで続けてほしかったと思う。

絶滅の危機にあった日本のメタルシーンに現れた彼らのデビュー作。特に島のギタープレイは速さ、正確さだけでなく、メロディの作り方、音色の使い分け方、等、世界レベルだ。イングヴェイの焼き増しでもない。レインボーの真似でもない彼らの独自の様式美メタルが聴ける。