彼らを堪能するのに、七年という期間は短すぎた。彼らの音楽観の目まぐるしい変遷が垣間見られる、名曲揃いのアルバム。コレで好きになった人には、是非オリジナルアルバムも聴いてほしい。一家に一枚。

原曲も良いがリミックスも好き。ちょっと古めの深夜のゲーセンに迷い込んでしまったかの様な錯覚さえ覚える。佳曲。ゲーム好きなら分かるはず!!　漫談(?)も良いね。

ちょっぴり病んだビート・パンクが新鮮だった。キッチュながらもロックな作品。

ジャケットがスパトニックということもあり(?)、やたらとそれっぽい一枚。パンクにニューウェーヴ、歌謡曲までブチ込んだ最強のクロスオーバーJ-ROCK。最高にカッコイイ。

これがリリースされた頃、彼等は音楽的にピークだったと思う。カタカナのタイトルによる無機質な記号感や、いつもにも増してバラエティ豊かな曲のマッチ具合が絶妙だ。前作に引き続きかなりの名盤だと思う。

1stに微妙に幅を持たせ、内容を深めた感じのある2nd。まだそんなに「アホ」ではないかも。

どんどん音楽的に深化していった頃の作品。エレクトロニクスを上手く導入しつつも、バラエティー豊かなアホの核は失われていない。彼等の戦略としてアイドル的スタンスがあったにせよ、その音楽は紛れも無く本物だった。

ある意味彼等のアホさが初めて開花した作品。ポップでありながらパンク。聴きやすいのにクセがある。

日本ロックの歴史的名盤。「ロック」と「クラシック」をこれまで以上に上手く融合させ、彼等にしか創り得ない現代のロック音楽を生み出した。ストーリー性すら感じさせる、捨て曲なしの名アルバム。

深い。けれど、潔い。かつてなく打ち込みを多用し、凝った作風になっている。なんとなくだが、「おわり」を予感させる曲が多い気がする。実質上のラストアルバム。