どろぼうの神さま

C.フンケ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872901177
ISBN 10 : 4872901177
フォーマット
発行年月
2002年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,500p

内容詳細

ドイツでベストセラーになった冒険ファンタジー小説が日本初登場。少年怪盗“どろぼうの神様”と仲間たちの物語は一気に読めるおもしろさ。チューリッヒ児童文学賞、ウィーン児童文学賞受賞作。

【著者紹介】
コルネーリア・フンケ : 1958年、ドイツの西部、ウェストファーレン州にある町ドルステンに生まれる。ハンブルク大学で教育学を修め、卒業後、教育者としての仕事のかたわら専門大学に通い、本のイラストレーションを学ぶ。当初は子どもの本のイラストレーターとして出発。それがきっかけで28歳の時からは自分で文章も書くようになり、以来フリーのイラストレーター、作家として活躍している。ドイツでもっとも著名な児童文学作家の一人。ウィーン児童文学賞など、これまでに数多くの児童文学賞を受賞している。夫と2人の子どもとともに、ハンブルクに在住

細井直子 : 1970年横浜生まれ。慶応義塾大学ドイツ文学科大学院博士課程修了。ドイツ児童文学の研究のため、現在ドイツに留学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    童話とはいっても、結構大人も楽しめる物語になっています。かなり評価が高いそうですが私は今まで知りませんでした。この「お気に入りさん」の感想で知ることができました。やはりドイツの作家というのは、エンデにしてもそうですが、じっくり読ませるこのような長編がいいと感じています。これも主な場所はイタリアのヴェニスで(昔ちょっと長い間滞在したことがあるのですみずみまでわかります)、けっこうおもしろい街なので楽しめます。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ さん

    うわーー、とても面白かった!早く大人になりたい子どもと、子どもに戻りたい大人。それぞれの感情がリアルに描かれていて、読んでいて楽しかった。子どもの頃の目線、すっかり忘れてしまったので、1日だけでいいから戻ってみたい。

  • 糸車 さん

    6月の子どもの本の読書会の課題本。スキピオのように早く大人になりたいと思ったことはない。逆に子どもに戻りたいと思ったこともない。子ども時代にだって辛いことがあったので同じ経験を繰り返したいと思わない。子どもを思うままにしようとする大人がいる一方できちんとルールを守る大切さを教え、子どもの気持ちを尊重してくれる大人もいる。成長する過程を捨て去り、一気に大人になってしまったスキピオが失ったものに気づくのはいつだろうか。そして狡い大人は子どもになってもやり直せないんだなあ。これは子ども時代に読んでおきたかった。

  • みつばちい さん

    親を亡くしたプロスパーとボー兄弟の叔母夫妻は、天使のように可愛いボーだけを引き取ろうとし、二人はヴェネツィアへ逃げる。夫妻は探偵に依頼して探そうとするが、子どもたちは廃墟の映画館に子どもだけで住んでいた。どろぼうの神様とともに、、そして呪われた島に、子どもを大人に、大人を子どもにする不思議なメリーゴーランドがあることを知る。  長いけど面白かった!私も子どもの頃早く大人になりたいと願ったのかなぁ。いい大人も嫌な大人も出てくる素敵な本でした。

  • shikada さん

    舞台はヴェネツィア、孤児や家出少年たちは閉鎖された映画館に住む。「どろぼうの神様」が持ってくる盗品を売っぱらって彼らは生活する。この作品のテーマは、大人と子供。大人は「子供のころは良かった」と思い、子供は「早く大人になりたい」と憧れる。作中に「乗ると、子供は大人に、大人は子供になれるメリーゴーランド」が登場する。それが10年前に自分の目の前にあったとして、自分は乗りたいと思っただろうか。

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