60分にわたるインタビュー、国内盤には対訳解説書が別添ですが、できれば字幕付けて欲しかった・・・。

とにかく聴いてみて下さい。これは絶対買いです。

買う前からきっと凄い演奏だろうなとは思っていたのですが、実際に観たら予想をはるかに超えていました。コルトレーン・カルテットをはるかにしのぐほどのこのエネルギー感とテクニックがたまりません！ 特にJeff ”Tain” Watts(ds)のドラミングはドラマー必見です。これだけ炸裂していながらも、全くうるさくないのは音楽を本当に理解している証拠ですね。 演奏そのものは約48分と短く、当日行われていたであろう第1部も出来れば入れてほしかったですが、何はともあれ自分が持っている音楽映像の中で最高のものになりそうです。

美しすぎるのが欠点といえるほど、すばらしいオリジナル・バラード集（ｔｓ、ｓｓ）。「エターナル」などに見られる耽美主義的演奏が、新しいものかどうか疑問ではあるが。

個人的にはBranfordの最高傑作。ウィントンのように円くならず、それでいて円熟味も感じられる。最近のJazzはピアノに比べてホーンが低調に感じられる中、技術的にも音楽的にも高水準のものを実現している。