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【中古:盤質AB】 ジョン・バルビローリ、グレートEMIレコーディングス(10CD限定盤)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
なし
コメント
:
10CDカートンBOXセット、BOX傷み
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
4577672
レーベル
Emi
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ジョン・バルビローリ/グレートEMIレコーディングス(10CD限定盤)

バルビローリがEMIに遺した録音からの名演セレクション。
クラムシェル・ボックス 各CD紙ケース入り 32ページ・ブックレット

1970年7月29日の死から40年のメモリアル・イヤーに合わせて企画された10枚組CD。
 ジョン・バルビローリは1899年12月2日、ロンドンのホルボーン生まれ、祖父も父もイタリア出身でウェスト・エンドの劇場所属のヴァイオリニストで、トスカニーニの指揮の下、ミラノ・スカラ座で演奏した経験を持ち、母はフランス西海岸出身。
 今回のボックスには20世紀の宝ともいうべきEMIとパイへの録音が、彼が後半生の30年間に亘って親しんだハレ管との演奏を中心に収録されています。イギリス音楽はバルビローリが多大な愛情をそそいだもので、彼が関心を呼び覚ましたともいうべきエルガー(デュ・プレの名演にも影響を与えたといわれるナヴァラとのチェロ協奏曲を収録)、ディリアス(死の直前の録音もディリアス作品)、ヴォーン・ウィリアムズ(57年パイへのロンドン交響曲を収録)を初め、バックスとバターワース(いずれも初CD化音源を含む)、アイアランドの作品を収録。シベリウスも彼の得意な作品で今回は小品を収録。さらに評価の高いフランス音楽、60年代中盤のウィーン・フィルとのブラームス(特に第3番はベストと評価されています)、チャイコフスキー、晩年から取り組んだマーラー、そしてオペラまで、バルビローリのキャリアとレパートリーの全貌を概観できるラインアップで構成されています。(EMI)

【収録情報】
CD1
1.アイアランド:ロンドン序曲
 ロンドン交響楽団(1965年12月28日、ロンドン録音)

2.ヴォーン・ウィリアムズ:『ロンドン交響曲』(第2番)
3.バックス:ファンドの園
 ハレ管弦楽団(1957年12月28,29日、マンチェスター録音)新リマスター

CD2
1.ディリアス:『村のロメオとジュリエット』〜楽園への道
 ロンドン交響楽団(1965年8月24日、ロンドン録音)

2.ディリアス:夏の庭で
 ハレ管弦楽団(1968年8月6-8日、ロンドン録音)

3.バターワース:シュロップシャーの若者
 ハレ管弦楽団(1957年12月28,29日、マンチェスター録音)新リマスター

4.ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
 フィルハーモニア管弦楽団(1962年5月8、9日、ロンドン録音)

CD3
シベリウス:
1.交響詩『フィンランディア』 Op.26
2.カレリア組曲 Op.11
3.交響詩『ポホヨラの娘』 Op.49
4.悲しきワルツ〜付随音楽『クオレマ』 Op.44
5.レミンカイネン組曲 Op.22〜トゥオネラの白鳥
 ハレ管弦楽団(1966年1月23,24日、ロンドン録音)

6.エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
 アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、ハレ管弦楽団(1957年5月21,22日、マンチェスター録音)

CD4
1.マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 ニュー・フィルハーモニー管弦楽団(1969年7月16-18日、ハーツ録音)

CD5
1.ドビュッシー:交響詩『海』
 ハレ管弦楽団(1959年9月4日、マンチェスター録音)

ラヴェル:
2.『ダフニスとクロエ』第2組曲
3.ラ・ヴァルス
 ハレ管弦楽団(1959年9月5日、マンチェスター録音)

4.『マ・メール・ロワ』組曲
 ハレ管弦楽団(1957年21,22日、マンチェスター録音)

CD6
チャイコフスキー:
1.弦楽セレナード ハ長調 Op.48
 ロンドン交響楽団(1964年9月1,2日、ロンドン録音)

2.交響曲第4番ヘ短調 Op.36
 ハレ管弦楽団(1957年5月27日、マンチェスター録音)

CD7
エルガー:
1.序奏とアレグロ Op.47
2.セレナード ホ短調 Op.20
 アレグリ弦楽四重奏団(Op.47)、シンフォニア・オブ・ロンドン(1962年5月10,11日、ロンドン録音)

3.悲歌 Op.58
4.溜め息 Op.70
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1966年7月16日、ロンドン録音)

ヴォーン・ウィリアムズ:
5.タリスの主題による幻想曲
 シンフォニア・オブ・ロンドン(1962年5月17日、ロンドン録音)

6.『グリーンスリーヴズ』による幻想曲
 シンフォニア・オブ・ロンドン(1962年5月10,11日、ロンドン録音)

7.バックス:ティンタジェル城
 ロンドン交響楽団(1965年12月28日、ロンドン録音)

CD8
エルガー:
1.海の絵 Op.37
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ロンドン交響楽団(1965年8月30日、ロンドン録音)

2.交響曲第1番変イ長調 Op.55
 フィルハーモニア管弦楽団(1962年8月28、29日、ロンドン録音)

CD9
ブラームス:
1.悲劇的序曲 Op.81
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1967年12月18日、ウィーン録音)新リマスター

2.交響曲第3番ヘ長調 Op.90
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1967年12月4,5日、ウィーン録音)新リマスター

3.エルガー:創作主題による変奏曲『エニグマ』 Op.36
 フィルハーモニア管弦楽団(1962年5月9日、8月27日、ロンドン録音)

CD10
1.プッチーニ:『蝶々夫人』〜第2幕抜粋
 レナータ・スコット(ソプラノ)、アンナ・ディ・スタジオ(メゾ・ソプラノ)
 ピエロ・デ・パルマ(テナー)、 ローランド・パネライ(バリトン)、ジュゼッペ・モーレシ(バス)
 ローマ歌劇場管弦楽団(1966年8月16,17,20-22,24-27日、ローマ録音)

2.ベルリオーズ:夏の夜 Op.7
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ニュー・フィルハーモニア管(1967年8月23日、ロンドン録音)

3.マーラー:5つのリュッケルトの歌
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ニュー・フィルハーモニア管(1969年7月18,19日、ハーツ録音)

 以上、ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音方式:ステレオ(セッション)

総合評価

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聴けば聴くほどその偉大さがわかり、何より...

投稿日:2013/09/10 (火)

聴けば聴くほどその偉大さがわかり、何よりその魅力にひかれてゆくマエストロ、バルビローリさん。このボックスも実に結構であります。曲目の選択とか、そもそもヴォリュームも含めた構成のコンセプトとかには、いろいろとご意見ご不満もおありでしょう。私の見るところでは、これは「バルビローリの芸術 中級編」という感じですかな。イギリス音楽が多いところはなかなか初級よりは「通」っぽいし、チャイコフスキーやマーラーも有名なる「悲愴」や9番ではないし、ブラームスだってわざわざ3番だし、ちょっと考えたところがある選曲がいいですなあ。そしてどの曲も名演。1〜2枚目のVWが実にいい!魅力たっぷり。定評あるシベリウスもすばらしい。マーラーの第5は個性的演奏。すごい余裕の「上からマーラー」。フランスものは繊細ではなくてむしろ噴き出すような情熱と輝きが特徴。まとにかく、バルビローリさんの至芸を味わえる絶好のボックス。上級編(究極奥義編)を作るとなると、マーラーも9番になり、ブラームスも4番になり、とかいろいろ想像できますなあ。バルビローリさん、若い時は大メジャーのニューヨークフィルのボスになりましたが、その後はハレ管というイギリス地方オケのボスにとどまり、メジャーオケのポストには就かずじまいでした。その事情は想像するに、ニューヨーク時代のあらゆる経験(はっきり言えば挫折)が大きかったのでしょうね。あの偉大なトスカニーニのあとを継いでニューヨークフィルに赴きましたが、若い指揮者への軽視と社交界でのストレスとにずいぶんと苦しんだらしいです。ハレ管では余計な雑音に煩わされることなく、自分の信じる音楽にひたむきに打ち込めたのではないでしょうか。それは一つの幸せではあったでしょうけれど、でもその韜晦によって特に録音の面では実現しなかったプログラムも多かったんじゃないかな。オペラがもっと残されればよかったですし(特にワーグナー!)、シューマンなんか聴きたかったな。いろいろと考えてしまいましたよ。録音はおおむね良好。チャイコフスキーの交響曲がやや古めかしい音である以外は、どれも何の問題もなし。よかった、よかった。すばらしい。ますます、敬愛の念、湧いてまいりました。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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十八番のシベリウス、ウィーンフィルとのブ...

投稿日:2013/01/19 (土)

十八番のシベリウス、ウィーンフィルとのブラームス3番やニューフィルハーモニア管弦楽団のマーラー、ディーリアス、V・ウィリアムスなど馴染みの音源が中心だが、1950年代のハレ管弦楽団の録音など珍しいものあり貴重だ。ただ、ブラームスは3番と序曲のみでマーラーは5番だけで、6番も9番もない。シベリウスも同様だ。こういうBOXものにするなら、虫食いのつまみ食いにせず、収録曲を増やし15〜20枚組にして網羅的なアンソロジーにしてほしかった。このEMIのBOXセットは、こういう点でセンスがなく、せっかくの良心的な価格と珍しい音源というセールスポイントを台無しにしているのが残念だ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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皆いいですが御指摘のとうり特に仏音楽が素...

投稿日:2012/12/31 (月)

皆いいですが御指摘のとうり特に仏音楽が素敵に素晴らしいです。クリュイタンスのよりいいかもしれないと思う程です。ハレや彼らとの関係が最高潮だったことが大きいのでしょうが、フランス人のお母様への愛と誇りが、情熱となって人の心に触れたのだと解釈しています。

聡 さん | 秋田県 | 不明

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