黒沢明と『天国と地獄』 ドキュメント・憤怒のサスペンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784257036593
ISBN 10 : 4257036591
フォーマット
出版社
発行年月
2002年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;20

内容詳細

“誘拐”をテーマに、細部にわたり徹底的に描き込まれた未曽有のサスペンス。静と動、緻密さとダイナミズムの映画美。この鮮烈な映像はどうやって生まれたのか、その真相に迫る。

【著者紹介】
都築政昭 : 昭和9年(1934年)、愛知県に生まれる。昭和34年、日本大学芸術学部映画学科卒業、NHK制作業務局撮影部に入局。昭和62年、九州芸術工科大学教授。現在、岐阜県立情報科学芸術大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hiroshi0083 さん

    ドストエフスキーの諸作品から大きな影響を受けるとともに、ジョルジュ・シムノンを好んで読んだ黒澤明監督は、もしも刑事もの映画を撮る機会があったら、犯人の心理を描くという、かつて『野良犬』で出来なかった作りをしたいと思っていた。そんななかで、たまたま、エド・マクベインの「キングの身代金」を読み、そこで描かれる誘拐の形――誰をさらおうとも、誘拐は成り立つ、という着眼――に惹きつけられると同時に、誘拐に対する憎悪が大きな憤怒となり、誘拐をテーマとした映画を作ろうと考えた。原作本と違い、犯人には(コメントに続く)

  • まり☆こうじ さん

    『天国と地獄』は久板栄二郎と黒沢明がメインで脚本を作ったらしい。橋本忍もチームに参加していたという話もあるが、クレジットにはないし、それらしい展開の妙もなく、脚本としては上出来とは言えない。本書を読んでもやっぱり成金重役と貧乏インターンのそれぞれの人間像と心理が焦点を結ばない。何もはっきりしないし、両者は完全に断絶しているということをテーマに据えたのであれば、それはそれで野心的ではあるが、そうでもなさそうだな。特急こだまの撮影舞台裏の失敗のエピソードなど非常に興味深いので、読みごたえはあるよ。

  • たれっくま さん

    ドキュメントにしては、著者の思い入れが強すぎる気がしないでもないけど、撮影現場の迫力は充分伝わってくる。散々観まくった映画なのに、また観たくなってソッコーで借りてきてしまったよ。

  • 伊良林正哉 さん

    映画では、山崎努の演技が秀逸でしたね。

  • Kuliyama さん

    久しぶりに映画を観て、この本も久しぶりに再読しました。映画は本当に素晴らしく、この本を読んでさらに確信しました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Bookに関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品