織豊政権と江戸幕府 日本の歴史 15 講談社学術文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062919159
ISBN 10 : 406291915X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,397p

内容詳細

信長の黄金の安土築城、商業・貿易促進。秀吉の検地と刀狩と朝鮮出兵。家康の身分固定支配。三代にわたる天下統一・覇権確立の過程とは?その結果、社会構造はどう変化したのか?戦国時代より続いた乱世の中で、民衆はどのように生き抜いたのか?一五六八年の信長の上洛から、一六一五年の大坂夏の陣での豊臣氏滅亡までの半世紀を描きだす。

目次 : 第1章 「天下布武」をめざして/ 第2章 都市・流通の世界と信長/ 第3章 地上の神の挫折/ 第4章 関白政権の成立/ 第5章 検地と刀狩/ 第6章 村の世界/ 第7章 秀吉の重商政策と都市の発展/ 第8章 朝鮮出兵と政権の動揺/ 第9章 江戸幕府の成立/ 学術文庫版あとがき―時代区分と統一政権

【著者紹介】
池上裕子 : 1947年生まれ。新潟大学人文学部経済学科卒。現在、成蹊大学文学部教授。専門は日本中世史。主な論文、著作に『戦国時代社会構造の研究』(校倉書房、角川賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この巻では織田信長の上洛から始まり、豊臣氏が滅亡し徳川の天下になるところまでを収めていて、ほかの巻と比較すると若干詰め込みすぎという感がします。室町時代の2巻はいいのですがこ時代も2巻くらいにしてくれればという気がしました。ただ内容的には焦点の当て方が私には興味深く、都市や流通、村の世界など庶民の生活が中心となっていて私にはいい本だと感じました。

  • ゲオルギオ・ハーン さん

    織田信長の天下布武、豊臣秀吉の天下統一、徳川家康の江戸幕府と激動の時代をまとめた一冊。豊臣秀吉からやや駆け足の印象がありましたが、通史で一気に読むと信長も秀吉も国の運営方針の支持を集めることが出来ず後継者が競争で負けたのではないかなと読んでいて思いました。信長は織田家、特に信長個人への権力の集中を目指しましたが、頑張って育てた重臣たちですら不満を爆発させて裏切りが頻発し、ついには自殺に追い込まれました。※コメントに続きを書きます。

  • coolflat さん

    65頁。信長が一国の支配のための国掟を制定し大名に与えたのは越前が初めてであろう。一国の支配を任せた前波の失政から一向一揆の蜂起を生み信長の領国支配がひっくり返ったのである。そのようなことが二度と起こらないよう国の仕置を確実に申しつける必要があった。柴田にしても金森や府中三人衆にしても広域の統治をした経験がなかった。自分の所領を支配すればよかった今までと異なり、はじめて大名となるのである。それは信長がここではじめて分国支配者から脱して、それらの上に立つ統一政権としての自己を明確に位置づけたことを意味する。

  • かんがく さん

    普通の通史だったのでそれほど新たな驚きはないが、しっかりと対立関係や歴史的意義を整理しながら流れが説明されているので、改めて信長→秀吉→家康の時代が理解できた。特に政策面についての記述は史料も豊富で同時代的な反応もわかりやすい。

  • sibasiba さん

    通史としてこのシリーズでは珍しく割合時系列に沿った内容で読み易い。しかし薄い、分量が足りない感じで物足りない。このシリーズの特徴とも言えるが、バイアスがかかり色々ツッコミ所が。兵農分離で兄が侍として仕官し弟が農民として村に残るというそのように家を分けることがあったのが興味深い。食い足りないので他の本を漁ろう。

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