私はＢＯＣ以上のハード・ヘヴィ・ロックバンドを知りません。ツェッペリン、パープル、サバスなどどうでもよかった。

ﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞ技術のせいか、既発のﾗｲﾌﾞｱﾙﾊﾞﾑよりもﾊﾟﾜｰ溢れてる感じ。ﾘｽﾞﾑ隊が変わったせい？その分ﾊﾞｯｸ･ﾀﾞｰﾏのｷﾞﾀｰも粗が目立っちゃってるが、この人の場合はそれも味。生で観てえな〜。

日本ではヘヴィメタルの領域でしか語られる事はないが、実際の彼らはNYパンクシーンに多大な影響をあたえた。パティ・スミスは彼らからかなり影響を受けたし（彼女はアランの元恋人）、TELEVISIONなどもどう聴いてもBOCから影響を受けている。言ってしまえば彼らがいなければパンクシーンはもっと違ったものになっていたかもしれない。

彼らの代表作としてはｼﾝｸﾞﾙ・ﾋｯﾄ”Don’t fear the ripper”収録の次作”Agent of fortune”が上げられることが多いが初期Blue Oyster Cultの持つ内なる禍々しさと蒼い炎のような兇気を総決算したアルバムはこれです。Blue Oyster Cultが気になった方は先ず、ここから入ることをお勧めします。後半の曲の構成など鳥肌モンですよ！但し、H/M,H/Rと言う矮小な括りの中で彼等を評価しないようお願いします。

東のJETHRO TULLに西のBLUE OYSTER CULTと言えば摩訶不思議に日本では無名な超大物長寿バンドの筆頭格です。そんな彼らの選りすぐられた最盛黄金期の珠玉の楽曲集が、コピコンでも無いのにかように廉価に販売されてしまうのは神への冒涜なのか衆愚への啓示なのか？持ってない人、これから聴く人は先を越される前に焦って買いなさい。オジさんは嘘は言わん。

やっぱｺﾞｼﾞﾗぽいの出してきたか、ｼﾞｬｹに(^O^)BOCの中期の余り目立たない作品だが、おじさんは応援してるぞ！

若いHM/HRﾌｧﾝにはｻﾊﾞｽのｱﾒﾘｶ版といえば解るかなｰ｡ｵｶﾙﾄﾁｯｸな歌詞･ｱﾙﾊﾞﾑｶﾊﾞｰのﾀﾞｰｸさ､段々それも薄れてくんだけどね｡一時は東海岸の代?ﾊﾞﾝﾄﾞでした｡ｷｯｽとかｴｱﾛに隠れてたが｡BOC実際に見た事あるんだよね｡(^O^)

見て、聞いて下さい。ｵｶﾙﾄﾛｯｸ全開ですよ。このﾘｰﾀﾞｰは無類のｺﾞｼﾞﾗ好きなんですよ。昔雑誌で見たのだが来日したとき。ｺﾞｼﾞﾗのおもちゃ、沢山買ったらしい(^O^)髭面、眼鏡の親父です

皆さん、余り知られてないが、私は評判してるんですよ。彼等のｻｳﾝﾄﾞがﾍｳﾞｨﾒﾀﾙと評されたことが、ﾍｳﾞｨﾒﾀﾙの語源といわれてるんですよ。売れないから聴かないはそんしますよ。

ﾙｯｸｽは良くないしでも、好きなんだよね。ｻﾊﾞｽへのｱﾒﾘｶからの返答とみたのだが本当知られてないんだよね。HM/HR好きなら必ず知ってるはずなんだよね。HMの語源が彼等なのだから！