Blind Guardianの作品の中でも特に、このアルバムの完成度が相当素晴らしい。

真のジャーマン・メタル、つまりある程度Ｂ級（商業的ではない）メタルの傑作だと思います。特徴はハンズィの男らしい声と、楽曲の荘厳さだと思います。この荘厳な雰囲気の中で、カッコいいギター・リフとハンズィのハイ・トーン＆アグレッシブ・ボイスが踊っています。ブラガの中でも最高のアルバムの一つです。楽曲にアイリッシュ的なニュアンスが入っているのも◎です。ゲイリー・ムーアやシン・リジィのファンなんでしょうねぇ。そういえば、ハンズィってもう少しやせたら、超カッコいいと思うんですけど。

ジャーマン入門はハロウィンでしたが今ではこれがジャーマン最強アルバム。 というか今まで聴いたメタルアルバムの中でも５本の指に入る自分にとって神盤。 とにかく疾走、疾走、疾走！！！別に疾走ばかりを求めるジャーマン小僧ではありませんが、やはりジャーマンの醍醐味は疾走にあり。疾走を求めて何が悪い！？ 疾走というか突進というか、とにかくスカッとしたい方、この下らない文章を読み終わったらすぐクリック！！

完璧！ダークな雰囲気ながらエキサイティング！ 　スピードチューン、ミッドテンポ、バラードのどれもがには複雑なドラムワークとメロディとソフトな声、スクリーム、何層にもからオペラが最初から最後まで起伏に富んでいて飽きない。 　まるでロードオブザリングのバトルシーンが浮かんでくるよう。 　単なるジャーマンというジャンルを超えた歴史的傑作! 自分が某Ｂ誌の記者だったら間違いなく100点つけます。

個人的には、QUEENSRYCHEの『OPERATION:MINDCRIME』と並ぶ、完璧なｺﾝｾﾌﾟﾄ･ｱﾙﾊﾞﾑ。ｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞからｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞまで、緊張感漲る楽曲の数々が、聴く者に隙を全く与えず、次から次へと飛び込んで来る。故に捨て曲は一切なし。BLIND GUARDIANの偉大さを「これでもか！」と思い知らされてしまった、90年代を代表する名盤だ。初めて聴いた時は、余りに難解過ぎて「…？」だったが、何度も聴くうちに、このｱﾙﾊﾞﾑが持つ魔力(？)にどんどん引き込まれていった。一度聴いただけで分かるようなｱﾙﾊﾞﾑではない。二度三度…と聴いて、初めて真価を発揮するｱﾙﾊﾞﾑなのである。「ｽﾙﾒのようなｱﾙﾊﾞﾑ」と言ってしまえばそれまでだが…(笑)

名盤、ブラガ最高のアルバム。どのバンドよりもメタルらしいサウンド。ジャーマンメタルマニアの方々、必聴。

何故、これが名盤にならないのか？「テイルズ〜」と同じレベルの出来だと思っています。ブラガで１,２争うアルバムだと思う。

「ミラー・ミラー」が特にいい。”特に”。ピアノ曲もブラガらしさだね。

ヨーロッパでは売れているようです。スピード、馬力型Voとドラマを兼ねそえて飽きない。ブラガ最高。

ブックレットを読みながら、彼等の若き日の姿に懐かしさを覚える。この頃はまだハンズィがベースを弾いてて、トーメンがいたんだよなぁ〜。あれから14年。音楽的にもBLIND GUARIANは成長した。今とはまた違った凄さを再認識。