ナイトメアー・ビフォア・クリスマスを撮ったセリック監督が監督を務めています。どちらもダークファンタジーの傑作です。コララインは、両親に不満があったことから心のスキが生まれ、魔女に蠱惑されてしまいます。小さな扉をくぐるとそこは理想の世界だけど目がボタンになってしまう。私たちの世界とのつながりとして大きな役割を果たす視覚を奪われるというところが、いろいろな物の象徴として想像する余地があり、面白いと思いました。

当時は大好きでめちゃめちゃプレイしまくったゲーム、アーク・ザ・ラッドがアニメになるというだけでめちゃめちゃワクワクしたものです。アニメを実際に見て声優さんの変更はあったもののゲームのキャラが動いているのに感動しました。ストーリーは元々シリアスなものだったのでよりシリアスさが強調された感はありますが概ね楽しめました。

深夜アニメには珍しく4クールも放送された人気作品とあって普通ならこのあたりで中だるみしそうなところですがいわゆる日常ドラマ系アニメでここまで色々なストーリーの引き出しがあり退屈することがなく見られるという事はすごいことだと思います。

中嶋君のお母さんが登場する回となりますが当時はめっちゃびっくりしましたね。おじさん、どれだけ若い子を捕まえたの･･･と思ったのですが話がうまくまとまっていてコミカルな要素もありつつ感動できるシーンもありそのあたりの展開が本当にうまいと思います。

普段は野次馬キャラ？な頼子にスポットが当たって普段とは違う女性らしい一面ものぞかせる珍しいストーリーとなっています。葵ちゃんにスポットが当たるストーリーもあり主人公がメインじゃなくても物語として成り立つのがキャラクターの魅力とドラマ力だと思います。

渋いおじさんに好きだった夏実にまさか若い男性キャラが登場するとは思いもしませんでした･･･最終クールはこのあたりのストーリーが多くなってきますがビーチバレー回ではサービスシーン的なものもありストライク男の暑苦しさも健在で最後まで飽きさせない内容になっています。

ストーリーも終盤になりシリアスな展開の話も多くなっていきますが日常アニメでシリアス展開をはさんでも十分面白いと思わせるのがこのアニメのすごいところだと思います。署のメンバー全員で困難に立ち向かっていくところなど人間ドラマでも魅せてくれます。

深夜アニメの金字塔、個人的には初めて毎週録画してみていた深夜アニメなので思い入れが深いです。コミカルな演出もあればシリアスなストーリーもあり毎回魅力的なキャラクターが織りなす人間ドラマは何回見ても飽きません。

伝説の名キャラ、原付おばさん登場回を収録した巻となっています。キャラデザがいいので見ていて楽しいです。毎回ゲストキャラが登場しますがそのどれもが印象的で後にレギュラーになるキャラもいたりとそのあたりも意識しながら見ていくと後でおっとなるかもしれません。

東海林と夏実の物語もこの巻で一応ひと段落付きますが、普通ならこのあたりで最終話にしても良さそうなところを後日談的ストーリー？サブストーリー的？な部分で終わらせているところがこのアニメの面白いところだと思います。今見ても全く古臭さを感じさせない名作アニメだったと思います。