ファーストが大のお気に入りだったので、セカンドも期待していました！しかし、ジャケの写真を見て、ふとイヤな予感がしたのですが・・・的中。。。彼女にかぎらす、女性シンガーの多くが、ある時期から「ロック・ポップ」路線に行ってしまうのはなぜでしょうか。。。（涙）もちろんいい曲もあるのですが、、、（汗）プロデューサーも、好きな人だったから期待してたのに。。。（汗）

SGのアメリカがどんな感じで聴けるんだろうと、楽しみにしながら本作の到着を待ちわびていました。いざ到着しパッケージを開けてCDプレーヤーのトレイにのせて彼女の第一声を耳にした時、日頃の喧騒を忘れ、どれほど癒されたかを今でも鮮明に覚えています。素朴でやさしさに溢れた極上の一枚です。もちろんアメリカは 原曲と同等かそれ以上に聴きごたえのある仕上がり、この曲だけでもこのアルバムを聴く価値ありです。

本作品を聞きながらレビューしていますが、やはり前作「エコー」の方向性がこの人にあっているように思います。前作では自然で伸びやかに歌っていて、曲のアレンジもフォーキーで優しい声質にピッタリあっている感じです。本作は彼女の新しい魅力を感じさせる一枚であるかもしれませんが、全編を通して抑えぎみの歌い方は彼女のキャラクターにあっているようには思えません。

店頭で視聴！一曲目のポール・サイモンのアメリカを聴き即オーダーを決めました。アリッサの透明感のある少しだけかすれ気味な声とバックのパーカッション、ギター、ハーモニカの演奏が最高です。全体にフォーキーで朝〜昼下がりに聴きたいアルバムという印象。スティング、ルグラン、ジョアン・ジルベルトにオリジナルと一枚でかなり満喫できます！ビリーホリデーの為に作られ、彼女がレコーディング前に亡くなった事でお蔵入りしてた８を譲り受けたというのもスゴイ！

偶然にも好運にこのアルバムを聞きました！ 唯のＪＡＺＺファンの僕ですがこのアルバムの評価は、 ★★★★★です！ 最近聞いたアルバムの中で最高のものです！