不可解の国のアリッサ 上 竹書房文庫

A.g.ハワード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801907669
ISBN 10 : 4801907660
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
295p;15

内容詳細

アリッサ・ガードナーにはふたつの悩みがあった。ひとつは、あの『不思議の国のアリス』のモデルだったアリス・リデルの子孫だということ。それをクラスメイトに毎日からかわれてうんざりしていた。もうひとつは、突然虫や花の声が聞こえるようになったこと。自分はおかしいのかもしれないとひとりで悩み続けていた。だがある日、アリッサは入院中の母親から虫たちの声が聞こえるのはアリスにかけられた呪いのせいだと教えられる。呪いを解くために不思議の国へ旅立ったアリッサ。だがそこはキャロルの本とは違い、耳のような骨がある小人の白ウサギ、彼女を食べようとする花のゾンビなど、不気味な生き物だらけの悪夢のような世界だった―!

【著者紹介】
A.G.ハワード : 学校の図書室での仕事をしながら『不可解の国のアリッサ』を執筆。テキサス州在住

北川由子 : 翻訳家。別名義での訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 四野一二三 さん

    そろそろ【大人向け童話】とかいうクソみたいなキャッチコピー使うのやめようぜハニー。俺達が何読むかなんて、神様にだって指図される謂れはないぜ。特に書店業界最大手の紀伊国屋、同じ棚に三作品もその文言並べるなんて犯罪だぜ。泣く子も黙る有名童話不思議の国のアリスをオマージュにした現代ファンタジー。度数が強いと分かっているのにやめられない、サイケでクールでパンチがきいたメタリック・極彩色・玉虫色のカクテル!それを飲み干すと血へど吐きそうになるけどピンクの猫が口を押さえていて叫べない!!刺激がほしい夜にお勧め

  • ずんだ☆ さん

    〚★★★★★〛不思議の国の奇妙さと人の心の中のドロドロ。その中にちょいちょいとアリッサの可愛い乙女心。モヤモヤ、ムズムズでもやめられない。

  • sonata さん

    不思議の国のアリスもの。タイトル、もう少しなんとかならんかったのかと思わなくもない。アリスのその後のその後の話とあったのでホイホイされた。期待値は低かったんだけど、読んでみるとこれが結構面白い。アリスの呪いに苦しむ母と娘。精神病院に入れられた母親を見て自分は違う、普通だと言い聞かせて、耳に聞こえる声を無視し続けるアリッサ。その声が幻覚ではないと理解したとき、不思議の国の穴が開く。なかなか、わくわくする展開ではないか。でも、幼なじみ二人とヒロインの三角関係の方がメインなのかも。すごくいちゃいちゃしてる。

  • メリッサ さん

    装丁に一目惚れした本。『不思議の国のアリス』のモデルの子孫・アリッサが、アリスのせいで一族にかけられた呪いを解くために不思議の国に行く話。アリスの血を引く女性が決まって精神を患ってきた中、自分にも虫や花の声が聞こえるように。前半はアリッサの、自分も頭がおかしいのでは?という不安や普通の家族への憧れ、入院中の母・アリソンへの想いなどで引き込まれた。後半不思議の国に行ってからダレてめちゃくちゃ時間かかってしまった。ジェブは良いやつだけど、他の女とくっついた奴がいちいち口出ししてくんじゃねぇと思って読んでた。

  • そねこ さん

    本屋で見かけた時、アリッサ…?アリスのオマージュ??と思い、裏表紙を見ると、アリスの孫を主人公とした、作品とのこと。最近アリス関係を読み漁っている身としては読まなければ!と、即購入。初めはカタカナの地名やら場所名が覚えづらく読みにくかったが、だんだんこの本の世界に引き込まれていった。一つ残念な点を挙げるとすれば、ジャケット絵のモーティアスが、三角メガネをかけたおばさんにしか見えないこと…。作中ではとても素敵な描写だったのに。そこだけが少し残念…。このまま、下巻を読んでいくことにする。

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