1stと2ndは廃盤ですか？本気で「44」を知りたい人は、是非ﾔﾌｰｵｰｸｼｮﾝなどでこの2枚を入手して下さい。そこまで固執しない人はこのｱﾙﾊﾞﾑをどうぞ。決して満足いく選曲ではありませんが。

80年代、HR/HMブームに沸いた日本。沢山のバンドが出現し、消えていった。44がどのようなバンドかも良く知っている。ジミーが下手なのも、歪みに任せた、ごまかし早弾きなのも知っている。だが、好きだった。それだけに、時代を考えれば、音や映像が悪くても、全編ライブにしてほしかった。なんだ、あの映画村は！ACTOR側のLOVE DESIREは最悪の一言。C級AVか？わざわざアメリカ（たぶん）に行く必要があったのか。違う会場の繋ぎでもいいから、全編ライブ映像を望む！！

日本のHM初期に活躍した本バンドのライブ音源。 彼らが無ければ今日のHMシーンは違った物になっていただろう事が本作から読み取れるが、如何せん、当時のHMシーンが幼稚な物で有った事が伺える作品。 ヒステリックなハイトーンボイス＋単純過ぎるにも程が有るマイナースケールをなぞっただけのGソロが当時のレベルを物語っている。 辛辣な言葉を並べざるを得ない作品だが、当時はこれ以上のお手本は他にいなかった事も事実で有る。

時代は８０年代。ブリティッシュハードロック好きのギタリスト、ソウルが好きだがルックスがヤンキー、演歌節のボーカル、キッスなどのアメリカンハードＲ＆Ｒ好きのベース。ひたすらドラム漬の当時高校生が生み出したケミストリー。これほどの存在感は他に追随を許さなかった。ワンパターン、様式を嫌ったために、音楽性、ファッションがめまぐるしく変わる。短い活動期間であったがこのスピード感が本来のロックバンドの姿ではないだろうか？エレキを持てば誰もかしこも４４。かなりの影響力。聞けばわかるさ。

当時、アースシェイカー、マリノと共に栄光の80年代ジャパニーズメタルシーンを席巻した44マグナム。大阪公演のライブ映像ではその人気の高さをまざまざと見せつけられる。特にステージ演出には凝らずとも、メンバーの存在感のある個々のアクションだけで見るものを圧倒させる結束力は流石。オーディエンスを煽るポールの独特のハイトーン、激しく髪を振り乱し早弾きに狂じるジミー、磐石のボトムを支えるバンとジョー。これを見る度に頭を振らずにはいられない。名曲『The Wild Beast』のイントロにおける破壊力のある名リフは未だに凄みを覚える。

日本の守護神。

こういうバンドの音源は大切にして欲しいものだ。実際、こういうバンドを聴きロックの素晴らしさを知った奴多い思う。ふと原点に帰って聴いてみたくなることもある。これをリアルタイムで聴いてた人はＬＰかカセットで聴いてたはずやしな。メーカーさんお願いします。

懐かしい！！かっこいい〜！！私の青春（爆）

なんで「Your Heart」が入ってないの！納得いかん！ でも、このジャケットイイね〜。　 これ見て聴いたら２０年前を思い出して思わずヘッドバンキングじゃー！　 「No　Standing〜」「Street〜」で頭振れ！　そして、おきまり「Satisfactino」では大合唱ダー！

初めて見た枚方ブロウダウンから２３年…音や曲調は多少変われどポールの声は今も心にシビレます！