音叉 文春文庫

見澤俊彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916732
ISBN 10 : 4167916738
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
309p;16

内容詳細

平凡な大学生・雅彦は同級生と組んだバンドでプロデビューを目指す一方、恋愛に翻弄される。70年代を熱く生きた若者の青春小説。

日本を代表するロックバンドTHE ALFEEの見澤俊彦による初小説は、恋愛と音楽に溢れる70年代青春小説!

東京の平凡な大学生・雅彦は同級生と組んだバンドでデビューを目指す一方、学生運動に染まる響子やグラマーな加奈子、憧れの美佐子先輩との恋愛模様に翻弄される。順風満帆に見えた大学生活だが、思いがけない悲劇でデビューか友情かの決断を迫られることに。さらにある歴史的事件によって恋愛にも陰りが……。

何者かになりたくて足掻く青年たちを、原宿のレオンや赤坂のビブロスといった70年代東京カルチャーをふんだんに盛り込んで描き出す。音楽業界を知り尽くした著者ならではの視点が光るスピンオフ短編も収録。さらに、文庫用に書下ろしエッセイも収録

【著者紹介】
〓見澤俊彦 : 1973年明治学院大学のキャンパスで結成されたTHE ALFEEのリーダー。楽曲の殆どを手がける。83年に「メリーアン」がヒットして以来、日本のバンドシーンを代表する存在であり続け、コンサート通算本数は日本のバンドとして最多の2700本を超える。ソロ活動や楽曲提供、ラジオ番組などでも幅広く活躍。2018年『音叉』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    私はジ・アルフィーのファンではないが、物語の起伏のつけ方のテクニックや時代性がよく出ているところには好感を持って読んだ。当時の音楽に熱狂した読者ならもっと楽しめたのだろう。舞台となる場所も昔はあんな感じだったのかと想像できて不思議な懐かしさを感じた。

  • Inzaghico さん

    前期高齢者が書いたとは思えない「エモい」小説だ。1970年代に高校時代に出会い、そのままエスカレーター式に付属大学に上がった若者4人がバンドを組み、メンバーの病など紆余曲折を経てプロとしてデビューするまでの物語が縦糸で、主人公の雅彦の恋愛の話が横糸だ。1970年代に避けて通れない連合赤軍も主人公や登場人物に影響を落とす要素として、幾度となく登場する。当時の若者はこの影響を免れなかったのがわかる。そのほか、1970年代の懐かしい風俗などが多々登場する。個人的には赤羽線がツボだった。

  • まあ さん

    いつの時代も、アイデンはティティのことを考えた。

  • uran さん

    アルフィーは歌よりも3人のおしゃべりが大好きなんです。青春時代真っ只中お話を面白く読んだ。警察官の親を持つから真面目なんだとの文章があったけど、未成年での飲酒・喫煙はOK。そんな時代だったね。

  • のりみ さん

    高見沢さんっぽい!というかまんまだなぁ。音楽をやっていない人や昭和を知らない人が読むと、かなり置いてきぼりになる。Aのディミニッシュコードが全身を駆け抜けた・・・ってどんな心情だよっ。音楽用語バンバンだし、でてくる洋楽わかる人って年齢層がかなり上よ。ってつっこみつつ、楽しんで読みました。ヨーちゃんのアドバイスが最高。すべては「死んで花実が咲くものか」なんだなぁ。

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