国境の人 間宮林蔵 探検家にして幕府隠密、謎多き男の実像を追う

橋大輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794227140
ISBN 10 : 4794227140
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;19

内容詳細

奇跡の海峡突破を成し遂げた男を突き動かした「大義」とは―。列強のアジア進出で緊張高まる江戸後期に、国内外を雄飛し続けた男の生涯!

目次 : 第1章 探検家の揺りかご/ 第2章 サハリン追跡/ 第3章 失われたデレンを求めて/ 第4章 アムール漂流/ 第5章 持ち去られた古地図/ 第6章 血族/ 第7章 間宮海峡へ/ 第8章 隠密説に迫る

【著者紹介】
〓橋大輔 : 1966年、秋田市生まれ。探検家。「物語を旅する」をテーマに、世界各地に伝わる神話や伝説の背景を探るべく、旅を重ねている。2005年、米国のナショナルジオグラフィック協会から支援を受け、実在したロビンソン・クルーソーの住居跡を発見。2022年に王立地理学協会(ロンドン)より勅許地理学者(CGeog)の称号を受ける。探検家クラブ(ニューヨーク)フェロー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    間宮林蔵については吉村昭の歴史小説などがあるが、信じられない大冒険をフィクションとして描くためか隔靴掻痒が拭えなかった。本書は実際に林蔵が踏破した樺太や沿海州に足を運び、現代人ですら困難な探検を成し遂げた男の姿を写真とリポートで実感させる。今風に言えば優秀な公安刑事であり、潜入スパイであり、好奇心旺盛で逞しい心身の持ち主だからこそやれたのだ。林蔵が汚れ仕事をしていたと主張する向きもあるが、百姓の小倅が幕府直臣に取り立てられた実力は評価すべきだろう。国家の安全保障は無数の林蔵によって支えられているのだから。

  • まーくん さん

    前半の探検、つまり北蝦夷(サハリン島)探査、海峡の発見、アムール河遡行・清朝の満洲仮府デレンでの朝貢貿易見聞、アイヌ・ウイルタ・ニブウなどの北方民族との交流については16年前の2008年刊の中公新書ラクレ版『間宮林蔵・探検家一代』と内容は重なる。大幅に加筆修正しているらしいが、1808年〜09年の林蔵の二回のサハリン探検と著者の2006年のアムール河取材旅行についてと、材料が同じなのでどうしても新鮮味が減じる。但し、新たにテレビ番組での2014年のオフロード車でのサハリン縦断紀行が追加になっている。⇒

  • 藤井宏 さん

    外国船が日本近海に頻繁に現れるようになった江戸末期。北方の守りを固めるため、樺太の探検調査を命じられた林蔵(途中まで伊能忠敬と勘違い)。彼は粗末な衣服、鮭皮の粗末な小舟で、極寒のサハリンを調査し、サハリンと大陸の間に海峡があることを確認、アムール川を遡り、中国清の官吏がいる交易所を訪問した。まさに探検。そして彼は農民出身であった。とてもおもしろくて一気読みでした。林蔵の出身地の茨城県にちなんだ本として登録。

  • takao さん

    ふむ

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