ペットシッターちいさなあしあと

森美由紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863111974
ISBN 10 : 4863111975
フォーマット
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
243p;19

内容詳細

「ペットシッターちいさなあしあと」は岩手県盛岡市にある、ペットの看取りを行なう会社だ。社長の陽太(25歳)はにおいで生き物の死期が分かる。社員には動物の言葉が分かる薫(26歳)、動物に深い愛情と敬意を抱く柚子川(31歳)がいる。ある秋の日。海外から帰国した父親と久しぶりに対面した陽太は、彼から漂うそのにおいに気付いた…。「死」を通じて明らかになる、それぞれの人生。粗末にしてかまわない「生」などひとつもないことが静かに語られる、切なくも温かい命の物語。

【著者紹介】
〓森美由紀 : 1980年生。派遣社員。青森県出身。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第1回暮らしの小説大賞(産業編集センター)受賞。2017年『花木荘のひとびと』でノベル大賞(集英社)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • モルク さん

    「みとりし」の続編。動物の言葉がわかる薫は脇にまわり、社長の陽太が主人公。ペットのみならず人の死期も臭いによって悟るという能力を子供の頃薫と一緒にあった交通事故以来持つようになる。その能力を利用しようとする人(彼の母親を含めて)があざとい。その能力ゆえに父が余命いくばくもないことを知るが、その対応に苦慮する。ペットが飼い主に向ける最期の言葉は涙を誘う。君たちは全てお見通しだったのね。そして薫の心が少しずつ解れてきたのがわかったのも嬉しい。前作に比べほっこりできる作品だった。

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと… さん

    84/100点 『みとりし』の続編。今回は生き物の死期がにおいで分かる社長の陽太が主人公の作品。少年期の二人も描かれていて物語の背景がより明確になったように思いました。この作品では陽太の元恋人のペットの看取りだけでなく自身の父親の看取りも描かれていて、その辛い出来事を通して成長した姿を感じられる点面白かったです。幼い頃に母親から受けた虐待のせいで暗く魅力に欠けていた薫が徐々に変わっていってるように思われるところも魅力的でした。少し他人を思いやれるようになった陽太と薫のこの先をぜひ次作で見てみたいですね。

  • ゆみきーにゃ さん

    《図書館》タイトル借り。シリーズ物とは知らず読んだのですが全く問題なし。思ってた内容と大分違ーう。感動の嵐を期待して読んだけど嵐は起きず。ペットと飼い主の絆を感じれる作品になってて良かった。

  • うどん さん

    今回も温かいお話でした。でもこのような能力があったとしたらしんどいだろうな…。

  • ゆみねこ さん

    生き物のにおいで死期が分かる陽太が社長をつとめる「ペットシッターちいさなあしあと」。前作があったことを知らずに読んだので、ちょっと残念。陽太の母が好きになれなくて読みにくかった。

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